伊織の『リゾラ』は夏を彷彿とさせ、積極的な熱い思いを胸の内に秘めつつも、実際に行動に移すのはまだ手慣れていない。
そんなツンデレな伊織らしい曲に仕上がっていて、キャラクターの性格とリゾートを思わせる常夏サウンドに心打たれました。
相変わらず甘いボイスですねｗ　
夏の日差しないし、彼女のボイスで脳がとろけそうになる絶品の曲です！

美紀とのコラボレーション『Do-Dai』のリマスターも、二人のハイテンションな性格とマッチした非常にコミカルなアレンジになっていて、
こんな『Do-Dai』もありだなｗ　と思いました！

MA（Master artist）で『フタリの記憶』を聴いた方は、『リゾラ』との曲のギャップを感じより一層優越感を感じることができると思います！

伊織がカバーする「ラビットパニック」だけで買いの1枚。
可愛い。どうしようもなく可愛い！
曲のアレンジはビッグバンド風の原曲が好みですが
（こちらはそれを基本的なポップスのフォーマットに収納した感じ）
釘宮氏の歌声が抜群に可愛いです。
ウサギが増えて困ってるというより、ウサギと一緒になって
走り回ってる感じでしょうか。はちゃめちゃで楽しいです。

SPシリーズはカバーも新曲も凄まじくレベルが高いです。
以前までの曲と較べて、アイドルソングの枠に収まらず
ネクストレベルを追求している感じを受けます。
ナムコのサウンドチームはほんと良い仕事しすぎです。
ゲームミュージックだとスルーしてしまう方、余りにも勿体無い。
SPならこれと亜美・真美の曲辺りから試しに聴いてみてほしいです。
今のオリコン上位の曲より、遥かに真剣な音楽が展開されてます。

MASTER SPECIALシリーズも今回が最後。
第6弾は美希と伊織のペアです。

今回の新曲は美希が「ショッキングな彼」、伊織が「リゾラ」となっていて
ショッキングな彼はガンガン攻めていくタイプの女の子が控えめな相手にやきもきしながらも
一途に想い、あえて待ち続けているという曲で
世間知らずで生意気、しかし一途な一面を持つ美希らしい
少し生意気な可愛らしさのある曲です。
対して伊織のリゾラはハイテンポなショッキングな彼と違って
のんびりと、夏らしさを感じさせるリゾートミュージックという感じで
ガンガン攻めていく曲だったショッキングな彼とはまた対照的に
内心ではドキドキしながらも、少し強気に振舞いつつ
相手を振り向かせようと頑張るというような曲で
伊織の乙女な一面が垣間見えるような、可愛らしい曲です。

今回も新曲、カバー曲、ソロ曲にデュオ曲も
どれもいい感じです。
ちなみに、今までのL・O・B・Mは基本的に伴奏は同じ物でしたが
今回の美希と伊織のVerは少し伴奏が違ったり、最後のお約束の「ぱぉ〜ん！」の後に
二人の笑い声が入っていたりと少し特別な仕様となっているようです。
更に特別な事として、曲目にある通り、トラックの最後に
Colorful DaysのMASTER VERSION、「12colors」が収録されていて
ボーナストラックにも少しだけゲストが登場し
新たに2つの色が加わった新たなColorful Daysを聴くことが出来ます。

総じて見ると美希と伊織の、それぞれ違った可愛さが前面に押し出された
MASTER SPECIALのしめくくりに最適な1枚になっていると思います。
バスの中で聴いたりすると
思わずニヤけて周りの人から白い目で見られること請け合いです（爆）

美希新曲ショッキングな彼は作曲家名を見て予想した通り、アイマス曲の中でも比較的安定した良曲
対するリゾラは個人的には、良くも悪くもない、という割と微妙な感じ

トークでは猫だったりウサギだったりメイドだったりで身悶えられます！
ここはやばい、ここはやばい、ここはやばい！！
ただ、もうちょっと笑える感じの内容だったらもっと良かったのになーという感じ

LOBMは歌部分は可愛い系二人の為、やや迫力に欠けるものの
それが全く気にならない程可愛く、また曲自体もラストに相応しいアレンジだと思います
更に、わおーんは二人一緒に！最高に可愛い、まさにジェノサイドボイス！

それから、ラストは貴音＆響がやってきて、
まさかのcolorful days 12 colorsを961組が歌います
歌詞も改変され、１２色になっています
もっとも、SP美希否定派には微妙な演出かもしれませんが

まとめ。
全体的に、信者でなければ今一歩感が否めないと思いますが
可愛ければそれでいい、という人なら★５をつけるのではないかなと
伊織の曲やら、トークの笑いのセンスやらで減点してますが、天下無双の可愛さを誇る一枚