マンセルが輝いていた年
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ナンと言っても、マンセルが一番輝いていた92年の総集編です。
実況がのほほんとしているため、臨場感はそこまで無いですが、
レースの内容は見ごたえ十分です。
僕の永遠のヒーロー・ナイジェルマンセルが輝きまくってました。
そして、F1史に残る名レースのモナコGPも収録されています。
ラスト数週のマンセルvsセナは、結果を知っていても手に汗握ること間違いなし!
まさに伝説
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1992といえばやはりモナコGPが見所ですね。
あのセナとマンセルのバトルは何度見ても手に汗握ります。
また、改めて見てみると2年目のシーズンに入ったシューマッハのドライビングの上手さがよくわかります。このころから明らかに他のドライバーとは格がちがうな、と。
加えて、この年は片山右京のデビューイヤーでした。
若々しい感じと、徐々にF1マシンのドライブに慣れていく様子がわかり、なんだか時代を感じます。
この年は、アクティブサスやトラクションコントロールといったハイテクが満載ですが、車の挙動は、現在に比べて迫力があります。
このころのF1が好きだった人はもちろん、この時代を知らない人たちにも、ぜひ見てほしいと思いました。おすすめです!
無冠の帝王
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私はF-1が好きでした。
泥臭いバトルに、進化し続けるマシン。古くからの名門がまだ残っていたり、新しい勢力が台頭してきたり……現在のF-1も観るべきところはあるのでしょうが、今には無い熱さがたまらなかった時代のバトルが87〜95年位にはあった気がします。
この92年と言う年は、その中でも思い入れの強い年でした。
そう、無冠の帝王と呼ばれていたマンセルが、やっとと言うか、とうとうと言うか、念願のワールドチャンプを獲得した年だったからです。
マンセルと言うドライバーは、過去、何度かワールドチャンプに手が届きそうなところまで行きましたが、ことごとくそれを逃してきました。印象に強いのは、クラッシュして頸椎骨折、ピケが闘わずしてワールドチャンプになった年でしょうか。
でもそれも、マンセルのワールドチャンピオンに掛ける情熱の現れ。だからこそファンが多いドライバーでもありました。この92年は、そんなマンセルの悲願のタイトル奪取の年であり、常勝ホンダを押さえてルノーの初タイトルだったり、ウィリアムズの強さを証明する年だったりと、見所満載。
マンセル以外のドライバーがファンだったとしても(実は私もベネトンファンだし、ネルソンピケのファン)納得の年だと言えます。
リアルタイムな熱いアナウンスはありませんが、今宮さんのポイントを押さえた解説がレース全体を把握出来たり、その時の事情(どうしてクラッシュやリタイヤしたのか)が良く分かったりと、その辺はカバー出来ていると思います。
全3枚組のこのDVD、私は迷わず購入してしまいましたが、後悔はありません。
無敵のマンセル
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当時ビデオで発売されたものをDVDにまとめたもので、500分以上のボリュームで、見応えあります。
解説は再収録なので臨場感に欠けるのは仕方ないのですが、レース中に最終結果を言ってしまう事があるのはちょっと…。
この年は、ナイジェル・マンセルが無敵の強さを誇りましたが、ジャン・アレジ、ミカ・ハッキネン、ミハエル・シューマッハなど、若手ドライバーの走りも見逃せません。
そしてなんといっても、モナコでのラスト数周のセナVSマンセルのバトルは鳥肌ものです!
やっぱりこの時代のF1って面白い!
良き時代のF1をもう一度
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F1のファンになり、20年近くになります。
より面白く、より接近戦をと試行錯誤するレギュレーションの影響で、近年のF1には魅力が感じられません。
セーブしなければいけないエンジン、制限される開発・・・もはやF1は、世界最高峰のレースではなく、世界一ルールが変わるスポーツでしかない印象です。
僕にとってのF1黄金期は、やはり役者揃いでマシンもかっこいい90年前後。
ベルガーのファンだったので、プロスト・セナ・マンセルの御三家には特別思い入れはありませんが、この時代のF1は、その走りを見ているだけでウットリしてしまいます。
今だからこそ、あの頃のF1が観たいと思っていた矢先にこの商品の発売を知りました。
3枚組って事で、各レースをそれなりに細かくプレイバックしてくれるでしょうし、当時のドラマも思い出させてくれるでしょう。
期待を込めて★5つ付けちゃいます。