キチメガのFDと言うことで、本編の続編です。言うまでもありませんが前回同様音楽にイラストに文句なしです＾＾

FDであっても普通にボリュームはりましたね！両想いになっても１年たてば色々と問題が出てくる。。。それが今回のゲームの見所ではないでしょか？FDなのに容赦ないbad endもあるし・・・

Hシーンはもう・・・そりゃ両想いの後ですから。。甘いですョ、メガ克があんまり鬼畜じゃなくなってたし（笑）

今回の新キャラ（非攻略対象）克哉のトラウマな人、澤村と本田とのわだかまりを持つ松浦に御堂の元同僚本城がボイス付で登場です！さすがFDといったとこでしょう！中の人も有名な方なんでそれもまた楽しみの一つと言えるでしょう。

Rのほうもショートカットキーシステムがないのが残念・・・

本編を買って楽しめたのならFDも買って損はないと思います。

相変わらず素晴らしいゲームです、キャラクターもシナリオも。STEAL!はちょっと健全すぎたかな？こっちのほうが断然好みです。
最初ノマ克ルートからプレイしたんですがやっぱり攻御堂さんは最高ですね。眼鏡ルートの受御堂さんもいいですが。今回眼鏡よりも御堂さんのほうが鬼畜してたんじゃないかな？もう恋人同士なのに（笑）

ついでに果実はともかく本編でちょっと克哉さんたちが・・・うーんネタバレはだめかな？
とにかくこの鬼畜眼鏡の醍醐味はメガノマというか克克なので！この二人の絡みが！微妙な関係性があってこその鬼畜眼鏡なので！大変満足しました。切なくなるルートももちろんありましたが。
この二人が見れるのは柘榴版が最後じゃないと信じつつ、とりあえず今は柘榴版を待ちます。

ファンディスクと銘打っているものの、事実上の続編です。
本編よりも短く、エンド数も少ないものの、内容は本編並み、いやそれ以上ですね。
この結末を導くために本編があったのではないか、と思わずにはいられません。初めからファンディスクも企画に入っていたのでしょうね。

佐伯克哉というひとりの人間が、「眼鏡」というきっかけを機に、それまで逃げてきた問題に正面から向き合う決意をして、一年が経過。
いよいよ、過去の苦い出来事と、それを乗り越えることが出来ず、引き摺られるしかなかった自分に、決着をつける時が来ます。
人間は過去を棄てることができない。どんなに辛くても、見て見ぬ振りをしたり、無理に合理化したりすることは、所詮逃げでしかないのです。
安寧な日常に堕することなく、変化を恐れず生きるのか、はたまた瑣末な感情に左右され、取り返しのつかない破滅を歩むか。

「逃げ」どころか「開き直り」が正当化されるような今の時代。
BLという形を取り、萌えという覆いで気付かれにくくなっていますが、
このゲームは現代社会に密かに疑問を呈しているのだと思います。
あなたは、主体性を持って自分の人生を生きていますか？という。
これは正直、心臓に悪いです(笑)

私が初めてBLゲームをプレイしたこの「鬼畜眼鏡R」本編未プレイだったのですが(当時はパソコンがなかったから)書籍やドラマCDは購入してある程度の話の流れは解っていました。最近やっと自分用のパソコン購入を期に興味のあった「鬼畜R」を購入して早速プレイ!感想は…キツカッタ(笑)ベストエンドはこっちまで幸せな気分になれるぐらい甘くて良かったですし、ノーマルエンド?も二人が幸せならそれでもいっか的な感じですがバッドエンドが…。ベストエンドが良すぎただけにバッドエンドを見た瞬間、ア然となってしまいました。特に御×ノマ克ルート。私は完全に引いてしまいました。その日は眠れなかったぐらい。ある程度の覚悟はしてたけど「ある程度」じゃ足りなかった(笑)
長々と書きましたが、AVGの他にタイピングや壁紙などもついていてボリュームはありますし、良作なので買って損はないかと。でもBLゲーム初心者さんには覚悟してプレイして!って言いたいです!