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ねこきっさ (5) (まんがタイムKRコミックス)

価格: ¥860
カテゴリ: コミック
ブランド: 芳文社
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擬人化・魔界化・マヤさん→最萌・最高・最強 ★★★★☆
 「ねこきっさ」も巻を重ねて遂に5巻目、この作品ともずいぶん長い付き合いとなりました。固定化されてのメンバーが織りなす物語は、それでも未だ私を飽きさせません。それぞれのキャラが笑いボケて、ほど良い流血とオチとがそれを纏めどの話も私を満足へと誘ってくれます。
 今巻では、各キャラの擬人化の可愛かったことが印象に残ったかもです。表紙から巻末のあとがき劇場まで、まあ多い、可愛い、こりゃ萌える!特にミルクのそれが反則的、こんなん誰でも惚れてまうやろ!
 それにしてもマヤさん、相変わらず最強ですねぇ……。どこぞの勇者様は、すっかりオチ要員になり果ててしまっているというのに。まあその勇者様の活躍(?)のお陰で、この作品の面白さの根幹を支える「人間界と微妙に似ているが、やっぱりどこか違う魔界」というそれが、より強調されている訳ですが。
 ただ長く続いた作品の宿命か、以前出た設定の理解を前提とした話が多くなってきてしまっていますね……。血縁関係、世界設定、以前起こったこと、語られたことの把握を前提としての話作り、この傾向が強まり過ぎてご新規さんや一見さんお断り、ということにならなければいいのですが。これまでこのシリーズを読んできた方には、今回も安心してお勧めしておきます。