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ブラスの祭典(3)

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: エイベックス・クラシックス
Amazon.co.jpで確認
肩透かし ★★☆☆☆
確かに巧い。
でも、「……で?」というのが正直なところ。
灰汁がない。
灰汁だらけの料理はくどいが、逆に灰汁のない料理は教科書的。
これは教科書的で面白味に欠ける。
曲をどういう風に表現したい、といった熱意とか方向性が感じられなかった。
プロなのだから、技術の先に思いっきり踏み込んだ演奏をして欲しい。
そう言った意味で、のっぺりとした演奏だと思う。
とにかく、彫り込みが浅すぎる。
それでも、ブラスの祭典1の頃よりはマシにはなったが。

参考音源としてならかなりの価値はあると思う。
吹奏楽の魂ともいえる1枚! ★★★★★
中学・高校6年間吹奏楽部に所属していた者です。ここまで完璧な演奏がこの世にあったとは!1日中聴いても飽きないくらい中毒状態になってしまいました。
特に2曲目の『高度な技術への指標』は自分も演奏した曲ですが、こんな楽しい曲だったのかと驚いたぐらいだし、7曲目の『風紋』は期待をはるかに上回り涙が出るくらい感動しました!8曲目の『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』はプレイヤーの皆さんの技巧の素晴らしさに拍手喝采です!最初から最後まで聴いて絶対損はありません。吹奏楽ファンはもちろん、そうでない方も充分満足できる1枚です
豪華絢爛そして爽快なブラスサウンド ★★★★★
シリーズ最新作を楽しみにしていた。プログラムからして吹奏楽ファンを魅了する内容。
「20世紀FOXファンファーレ」は爽快なトランペットパートのタンギングが印象的。
その爽快さが「高度な技術への指標」へと続く。この往年の名課題曲を難なくこなしていく。
さすがプロ集団だけある。全体を通してトランペットパートの成長ぶりは曲の完成度を
上げているのだが、以前の「シンフォニックダンス」のような過激なものは一切無いため、
聴衆がサウンドに引きつけられる。
そして忘れてはならないのがトロンボーンパートの和音のすばらしさである。
世界の超一流オーケストラと見まごうばかりの出来映えである。
「シンフォニア・ノビリッシマ」「ホルストの第一組曲」「風紋」
「フェスティバル・バリエーションズ」と吹奏楽ファン陶酔の名曲を、
豪華絢爛そして爽快なサウンドとして進行してゆく。聞いていて心地良い。
国内初録音の「誌のない歌」も素晴らしい。
唯一ライブレコーディングの「ディスコキッド」は少しリズムの解釈にバラツキが
あったものの、素晴らしい演奏である。
エキサイティング・シエナ!! ★★★★★
まさに名盤!
奏者全員ここまで元気のよい(笑)楽団は日本中探してシエナだけではないであろうか。特に、このCDにはコンクール課題曲が入っている。
個人的に「ディスコ・キッド」が大好きなので、このライヴヴァージョンはとても気に入っている。
そして、グスターヴ・ホルストの「吹奏楽のための第1組曲」。
1度演奏したことがあることもあって、親しみを感らじれる曲である。
シャコンヌは、チューバ吹きの自分としてはおいしい(笑)部分である。
静かに始まりそして同じ旋律が繰り返され、感動的なラスト!
間奏曲、そしてマーチと完璧に演奏されている。
ちなみに、この「吹奏楽曲のための第1組曲」という曲は、吹奏楽曲として最も優れた曲として知られている。
コンクールでもしばしば耳にする曲である。
本当に素晴らしい演奏です!! ★★★★★
中・高と吹奏楽部に所属していました。また、佐渡裕の指揮の下、シンフォニーホールで、合唱団員として歌った経験もあります。ブラスの祭典は、お気に入りですので、今までの3作とも愛聴しています。

ジェイガー作曲の「シンフォニア・ノビリッシマ」は、30年ほど前よく聴きましたので、本当に懐かしかったですね。名曲だと思います。風格もあり、メリハリもあり、ウインド・オーケストラ特有の部厚い密集和音の充実ぶりは、今聴いても感動します。

ホルストの代表的名曲「吹奏楽のための第1組曲変ホ長調」はお手本のような演奏でした。パート・バランスも、しっかりしていますし、とてもよく鳴っています。特に木管の温かくて柔らかいサウンドに聞き惚れました。ウインド・オーケストラ特有の部厚いハーモニーは、音楽が進むにつれ万華鏡のように変化していきます。若さ溢れる演奏者集団ですので、佐渡裕のめざす音楽性ととても相性が良い感じがしました。

東海林修作曲の『ディスコ・キッド』も、リズム感と歯切れがよく、破綻のない立派な音楽でした。シエナ・ウインド・オーケストラのメンバーの能力の高さを如何なく発揮した録音でした。このようなジャズ・テイストの曲は、佐渡裕の個性とマッチし、躍動感に溢れ、歯切れが良く、明るい音色を伴っており、好感を持ちました。大きな音楽の捉え方や、音楽のうねりを至る所に感じる演奏に仕上がっていました。

ルディン作曲の「詩のない歌」が一番心に残りました。
1997年に作曲され、国内新録音ということで、初めて聴きましたが、素晴らしい曲ですね。曲全体に感じることができる抒情性と神秘性は、従来の吹奏楽の楽曲にない親しみやすさと格調の高さを感じました。管楽器特有の濃厚なハーモニーがとても懐かしい響きを思い起こさせます。感情の高ぶりを抑えた佐渡のタクトにシエナがよくついていっています。

選曲でいえば、第3作が一番「万人受け」するのではないでしょうか。本当に素晴らしい演奏でした。