どうすれば失敗するかが解る本である。
★☆☆☆☆
コメントのしようがないほど素晴らしい内容である。他のレビューワーが絶賛を捧げるのも無理はないだろう。このジェントルマンほどマーケットからお給料を吸い取って生活しているわけではなく、「物書き」として生計をたてている輩はいないであろう。まるで御輿状態の人物である。そんなに書物を書く暇があったらマーケットでしっかりと利益を吸い取り寄付をしなさい。この著者に対してはコメントを残すために私の大事なカロリーを消費するのも喜ばしい存在である。私のダイエットに微妙ながら貢献したことに感謝をしよう。以上のコメントでこの本の素晴らしい価値が正確に伝わるであろう。この本を出版するために大事な限りある地球の資源が有効に使われなかったのが残念である。
トレンドの終焉を感じさせる
★★☆☆☆
ホリジャーバンドを中心とする複数指標からの選択、それでは銘柄はほとんど選び出せないのでは?スクリーニングも難しい。
下降トレンドでは勝てない?なぜなら著者HPのここ数ヶ月の成績はマイナスだから。ある時期にあてはまるだけの手法に感じてしまう。
何も得るものはありません
★☆☆☆☆
増田先生の本は今までにも4冊購入して熟読していますが、この本では全くと言っていいほど得るものはありません。
一番の驚きは2005年10月の出版にも関わらす、ネット証券の手数料の比較対照表(P17)のデータが2001年12月10日になっていること、その他のデータも古いものばかりで、手抜きが目立ちます。本人が書いたとは思えない内容に感じます。
MM法の手法については今まで以上の記述がありますが、講習会の範囲を超えるものではありません。
スリリングな本です
★★★★★
チャートなしで株式を売買するのは地図を持たずに山に登るようなものだと、よく言われるが、一つの指標だけを頼りに山に登れば思いがけない落し穴にはまることになりやすい。一つで完璧なチャートなどありはしない。もしあったとすると、参加者全員がいっせいにおなじ行動をとるために、反対売買をする人がいなくなるので、市場は成立しない。著者が考案したMM法は4つの指標を組み合わせて互いの欠点を補うように工夫されたところが味噌である。チャートにはトレンド系とオシレーター系があるが著者はバランスよくそこから2つづつ選んでいる。チャートのもう一つの要件である期間の設定も、20日、14日、9日、1日、12日、26日、6ヶ月と長短バランスよく選ばれている。このバランス感覚のよさが株価の底と天井を探し当てるのに有効なのではないか。株価の底と頂点は上り下がりの転換点なのだから、まさにその点で上げ下げのバランスがとれることになる。かくて著者は底で買い天井で売るという株式界のタブーに挑戦する。スリリングな本だ。
今までの著書の蒸し返し
★★☆☆☆
新たな進展の期待に胸を膨らませて出版と同時に購入したのですが、前著作の蒸し返しのような初心者向けの内容でした。