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カルバニア物語 9 (キャラコミックス)

価格: ¥560
カテゴリ: コミック
ブランド: 徳間書店
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王族の禁句 ★★★★☆
 毎巻とても面白く読んでいるものの毎度毎度王族がやってはならないことが必ず一つ二つ出てくるのがちと目障りでした。今回は極め付けで、「聞かなかったことに云々」という何の芸もない言葉を女王に発せさせてしまっております。こういう場合は、会話を成立させないのが王族たるもので、会話にしてしまっては相手の立場がなくなって、お話では相手がムカツクなり落ち込むなりでオチが付いていますが、本当のところなら戦争です。
 私が全巻買っているお勧めの本ですがこうした観点からも楽しめるようにしてもらいたいものです。
今回は少し落ち着いた雰囲気かな? ★★★★☆
カルバニアは巻毎にけっこう雰囲気が違うのですが、今回は、シリアス(って言ってもカルバニアのシリアスはシリアスとは言えないかな?)とギャグの中間くらい?という印象でした。やっぱり面白いですよ~。タニアと王子はどうなってくのかな?って感じですね。
あいかわらずのTONO節でおもしろい。 ★★★★☆
~動物愛護問題の話。
オークションの話。
時代は変わるかもしれない・・・という話。
若い頃の苦労はしとくもんだ(親の心子知らず)という話。

の4つのエピソードになっています。~~

「カルバニア物語」のテーマは社会や政治と生き方の問題といえるでしょう。他のTONO作品とは違って比較的成熟した社会構造の中で物語がすすんでゆき、魔法や妖怪もほとんど出てきません。しかし面白い。「この人、分かってるな」という感じがします。~