けれど、そういった違いをうだうだ考えて
自分の感情・行動を抑えてしまうよりは、
人に対する思いやり(たとえ、それが
同情で人を傷つけたとしても)を何も考えず
まっすぐ伝えられる人でいたい。
日々の記憶が蓄積されない恐怖、というのは
私の想像だけでは追いつかない。
けれどもそんな状況だからこそ、前に進もう、
真相にたどり着こうともがく主人公の気持ちは
よく分かった。
ここでとどまっていたらだめだ、という想い
あきらめたら終わりだ、という焦燥は
人が持つ大きな力のひとつなのだろう。
人間は弱いのか強いのか
本当に分からない生き物だ。。。