そばで、いつも癒してくれる「名盤」です♪
★★★★★
松下奈緒さんの、ピアニスト・作曲家としてのデビュー作です。
はじめは、全然、期待してなかったのですが。。。
1曲目から最後まで、「素晴らしい」の一言です。
耳にやさしい弾き語りっぽい演奏、
どこかで聴いたような、なじみやすいメロディー。。。体に染み入ります。
仕事でクタクタに疲れてしまった日。。。
何かに行き詰って、体が硬くなってしまっているとき。。。
そんなときに、このアルバムを聴くと、本当に癒されます。
いや、私だけでなく、部屋の空気そのものを、
やさしく、やさしく、してくれます。
いろんな人にオススメです。
その美貌だけでなく、ピアニスト、作曲家としての能力もはっきりと伝わってきました
★★★★☆
女優、松下奈緒のピアニストとしての能力と、豊かな感性を備えた作曲家としての力量を十二分に感じられるデビュー・アルバムに仕上がっています。
作曲家としての能力の可能性は、冒頭の「ショコラ」という何気ないタイトルの曲から溢れ出ています。涙がでるようなリリシズムを感じ、気持の揺らめきを音にのせるテクニックも上手く、旋律の歌わせ方も堂々としており、内面の充実ぶりが音楽から表れているような作品でした。「dolce」=柔らかく、というアルバムのタイトル通りのスタートです。
また、ラストの「わんこ」は、2分弱の曲ですが、とても愛らしくピアノの軽やかさと華やかさを感じさせる佳曲です。CFタイアップ曲とのことですが、印象的なフレーズは記憶に残りそうです。作曲家としてこれからもこのような作品を作ってほしいと思いました。
6曲目の「露草」は、ゴンチチとのコラボで、癒しの極致のような雰囲気を感じさせるものでした。声高に主張するのではない音楽が、彼女の感性にとても似合っています。8曲目の「ラ・ベル」でも同様の印象を受けました。
7曲目の「Bossa ’Wish’」で聞かれるような軽やかなタッチもまた彼女の魅力につながっています。
9曲目以降の映画「アジアンタムブルー」の3つの組曲は、大島ミチルが紡ぎだす切なく哀しい音を上手く消化し、提示しています。
4曲目の「エカテリーナのための協奏曲」、 12曲目の羽毛田丈史作曲の「Barcarolle(舟歌)」、13曲目の「夏の美術館」では、しっかりとした音楽を再現できるピアニストとしての能力を聴かせてもらいました。感性が豊かなのは音に表れています。
お嬢さん芸とは一線を画していました。
何回聴いても飽きがこない
★★★★★
しっとりとした曲、小気味よいテンポの曲がバランスよくミックスされており、
聴けば聴くほど、「いいアルバムだなあ」と思えてきます。
正直なところ、買ってすぐのころは「ちょっと大人しすぎるかな」という印象を
受けましたが、どっこい、通して2回、3回と聴くうちに、徐々に引き込まれて
きました。
今では、主に車の中やIPODで聴いていますが、飛ばしたくなる曲がほとんど無い
ところまで引き込まれてしまってます(笑)
黄昏時にコレを聴きながら一日の出来事を振り返れば、つらいことも忘れられそうな、
そんな気さえします。
前述したように、全体的にしっとりとした大人しめの曲が多いにもかかわらずです。
音楽って不思議な力を持っていますね。
結構好きです
★★★★☆
ディズニーシーのイベントで、初めて彼女のピアノを聴きました。
女優でピアニスト、という認識で期待はしてなかったのですが
素直で強い、元気が出るピアノの音です。
ジャンルにとらわれず、自分の音やスタイルを追求できる環境に
身を置ければ、幸せですね。
年齢を重ね、その成長が楽しみな、アーティストです。
これからの期待を込めて、星4つ♪
演奏はこれからだが、なかなか良い作曲センスの持ち主。
★★★★☆
音は硬く、粒が揃っていません。しかも、そういう演奏法やピアニストの個性というわけではなく、ピアノを自分のものに出来ていないという感じ。しかし、松下奈緒さん自身の音を誠実に模索している様子や、柔らかくて優しくて穏やかな人柄が伝わってくる演奏でした。(伴奏は上手い)
1曲目『ショコラ』や15曲目『わんこ』、NAOTOさんや松谷卓さんとの共作曲の4曲目『エカテリーナのための協奏曲』では、松下さん自身が作曲していますが、なかなかの作曲センスの持ち主だと見受けられました。
プロデューサーやスタッフの力量や、大島ミチル・松谷卓・GONTITI・羽毛田丈史…等の楽曲提供や演奏のサポートのおかげか、とても聴き心地が良い完成度が高いヒーリング/イージーリスニング/ニューエイジになっています。