ゲームはPS2しかやった事がなく、他の方のレビューを見てラブラブな二人の話が読めると知り購入しました。 自分の中で貴沙烙の存在が日に日に大きくなっていく事に戸惑う青華と、 いま一歩踏み出せない青華を優しく見守り支える貴沙烙の姿に始終萌えました。 読みやすい文章で、手短ながらプロローグから始まっているので、ゲームを知らない人も楽しめる作りだなと思います。 貴沙烙が好きな方は是非ともご一読を(≧∇≦)

此方はBLゲーム『帝国千戦記』のPC版貴沙烙ピュアルートを中心にまとめられたお話です。貴沙烙ファンには是非ともご覧頂きたいです。PS2版のみのプレイの方でソフトを購入するまではちょっと…でも貴沙烙のお話を読みたいと言う方にも良いと思います。原作の帝国千戦記は、設定、ストーリー共に重い内容ですが大変歴好きの方にも深みのある濃い作品です。農民生まれで人夫に取られ城の城壁工事での度重なる残忍なまでの役人、兵士達の仕打ち。そこで陶青樺の父・兄・弟を役人と兵士に葬られてしまいます。家族の仇を打つと同時にこの国自体を革命しようと仲間を集います。此方の小説では陶青樺が家族の仇、復讐をしながら本当にこれで自分は良いのだろうかと心の葛藤や自身の中にある深い闇等についても(BL云々の良し悪しに関係なく)原作そのものの心理描写をきちんと書かれているので、主人公の葛藤の様やまた強さや弱さが存分に語られているため主人公に対しても好感が持て、またその大切な気付きを様々な場面で貴沙烙が働きかける事で陶青樺は気付き成長していく様をみる事が出来たのは良かったです。BLとしての内容の方も貴沙烙さんなので余す事なく濃い内容となっているので、多少ならずとも読み手を選びますが貴沙烙&陶青樺&帝国千戦記ファンとしては内容充実で同じイベントや流れの中にも、ゲーム中とは言葉の表現がやや違っていたりと貴沙烙の独特な言葉遊びも面白かったです。ただ描き下ろしイラストがなかった事が少々ファンとしては残念です。今更ながらですがもし宜しければ、また帝国千戦記シリーズの小説を企画して頂けたら大変嬉しいです!

私は小説を読むのが苦手なのですが、この本は字が大きめで
一日であっという間に読んでしまいました★
とても読みやすかったです^^

内容ももちろん良かったです。
きー様が好きな方にはもちろんお勧めですが色々な方に読んで頂きたいです。
(欲を言えば、帝国千戦記の本が増えるととても嬉しいのですが!!)

青樺と貴沙烙が大好きなので、是非とも読まねばと思い購入しました。
お話はＰＣ版のものだったので、ゲームを体験していない私には新鮮でした。（読んでて照れました（///））

表紙は鮮やかな色彩ですごく綺麗ですｖ（貴沙烙の憂い顔が何とも・・・ｖ）
ゲームでは見られない、２人の想いや葛藤が細かく書かれていてとても良かったです。（色んなところでドキドキしちゃいました）
麗琳さんも良いキャラしてます、ホントに・・・☆

文章になると、また違った感じで楽しめると思います。
貴沙烙＆青樺ファンの方、ぜひぜひ読んでみて下さい☆