【白バラ~】と、言うわりに物語との大した関連性もなく、人物の名前が出てくるのはP・131以降(私が気づいたのが、ただそのページだっただけかもしれないけど、それくらい普通名詞ばかりだった)。サリーにアリー。かと思って読んでいくと、「私たちはより似ている名前で呼び合ったわ。アリア、リリア、ユリア、ダリア」と、なんだかよく分からない展開に、なってくる。
物語の初めの方は、読者を引き寄せる魅力を感じるが、後半はボロボロで後味の良い終わりではない。