季節を感じてみませんか?
★★★★☆
カレンダーの片隅に書かれた「春分」「立夏」「大暑」「立秋」「大寒」などの言葉。その意味も知らず今まで過ごしていました。
最近ふとこれらの意味が知りたくなって、何となく手にとった本です。
太陽と月の運行を元に古代中国で定められた「太陰太陽暦」。その特徴である「二十四節季」を中心とした、「旧暦のくらし」は、季節感をなくしてしまった現代の私達に、ふと立ち止まり、季節を感じる心の余裕をもたらしてくれる気がします。
「二十四節季」の説明の他、現代の新暦に照らし合わせたカレンダーや、その季節の楽しみ方、旬、風物詩などの説明も写真やイラストなどを入れて説明されています。コンパクトなサイズも良し。手元に置いて、気軽にその季節がきたらページをめくりたくなるような本です。
付属のハガキを返信すると、新暦と旧暦に対応した文庫サイズのダイアリーがもれなくもらえますよ!