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スポーツと国力―巨人はなぜ勝てない (朝日新書 35)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 朝日新聞社
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日本のプロスポーツが稼ぐ力をつけるにはどうすればいいか? ★★★★☆
スポーツと経済は密接に関連している。スポーツは国力を反映している。日本のプロスポーツと欧米のプロスポーツの歴史・制度を比較しながら、これからの日本のスポーツビジネスを考察しています。また、スポーツビジネスにはスポーツ経営を知っている人の育成が不可欠だとも説いています。

日本のプロ野球が魅力あるものになるためのカギは、巨人が握っている。巨人が自分たちだけでなく日本プロ野球のために行動してくれれば、日本プロ野球のためになる可能性があると思う。巨人だのみではダメだ。各球団が稼ぐ力をつけ、なおかつコミッショナーがもっと権限を持って日本プロ野球のために動くことが大事だと思う。

日本のプロリーグが今必要なのは、稼ぐ力をつけることである。そのためには、リーグ経営を「売り手独占」を追求できるしくみを作ることである。フランチャイズでの独占営業とコミッショナー事務局の一括管理がそれである。権利の価値をあげるのがスポーツ経営である。需要を喚起することが大事である。また、需要喚起のためにテレビというかマスコミ対策というものも欠かせないと思う。
スポーツビジネスを学ぶ入門書に最適 ★★★★☆
「スポーツと国力」という題名だが、内容はアメリカとヨーロッパ、そして日本のプロスポーツの経営の現状を紹介している本であり、スポーツと国力の関係がそれほど内容で取り上げられている訳ではない。

また、「巨人がなぜ勝てない」というサブタイトルに関しても、この著作では国ごと、スポーツごとに経営の現状を紹介しているので、日本国内のプロ野球の中で何故巨人が勝てないのかという点に関して明確な答えが示されている訳ではない。

最近新書では、タイトルをキャッチーなものにすることで読者を惹きつけようという戦略を取るものが多い(例:「人は見た目が9割」等)が、これもそういった流れでタイトルがつけられたのだと思われる。

ただ、そういったタイトルのつけられ方をした本にありがちな「内容が大したことがない」というようなところはなく、スポーツビジネスについて概要が的確に述べられている。

スポーツビジネスの現状を知る上で入門書とするのに最適な一冊だと思う。
コンパクトです ★★★★☆
スポーツビジネスの何たるかを非常にコンパクトにまとめています。豊富な統計資料を使って数字面から詳細に説明されています。
願わくば、もう少し写真やイメージ図などを使ってほしかったと思います。
野球・サッカー・オリンピックと説明されていて、巻末に述べられているゴルフ・テニスについての著作も将来ぜひ読んでみたいと思います。