ディアブロというPCゲームと似てるらしいのですが、当時の家庭用ではこういったタイプのゲームは他にほとんど無かったので、自分はかなりの衝撃を受けハマりまくりました。ミスリルをためて、能力をアップしていく過程が本当に楽しい!種類やタイプがめちゃくちゃ多彩で、しかもミスリルの入手量が絶妙。あれもこれもはアップできない。そして、各種能力のアップがきちんとゲームの中で実感できるのが良い。

キャラや武器を強くしながら広大な世界を旅して、各地に散らばるダンジョンを探索していくアクションRPGです。ダンジョンの構造・仕掛けも凝ってるし、敵も多彩。アップした能力、鍛えた武器を使っての戦闘も楽し過ぎ。強大なボスとの一騎討ちもあれば、大量の敵をなぎ倒し、蹴散らして進む大混戦なんてのもあります。世界観・シナリオも素晴らしく、スキがありません。DC持ってるならやらない手はないですよ。

ちとゲームバランスが悪く感じた。
かなり防御力を上げても、敵から受けるダメージがでかかったり、
敵に囲まれてタコ殴りされると、もうどうしようもなくなったり、
次に行くポイントまでかなり遠かったりで…。

まあヒントを教えてくれるので、次にやることに迷うことは少ないが…。

ゲームとしてはかなり作りこまれてて、完成度は高いと思うんだけど。

この突き放した感じが、古き良きものを思い出させるので、
最近の過保護なゲームより、昔のシビアなゲームのほうが好きだ、
って人に合うかもしれない。

単純に経験値を稼いでレベルを上げるのではなく、
装備を改造することに軸を置いて戦力を強化していく
改造を行うためには、引き換えとしてミスリルを消費しなければならない
（普通のRPGで言えば、ミスリルは貨幣に似た扱いになる）
ミスリルは敵を倒したり、各地に散らばる結晶を破壊することで入手することができる

同じ要素のあるゲームの多くはそうだろうが、この改造の作業が実に面白い
改造の種類はHPアップや防御力アップ、ダメージアップなど様々なので、
防御力が非常に高い敵なら攻撃力、衝撃力が強い敵なら回避率など、
遭遇する敵に合わせて成長の方向を自由に決めることができる
後半になれば一撃で強敵を倒せるようにもなるので、
某張飛や某抜刀斉な気分が味わえるようになる
長時間遊べる珍しいアクションRPG

出典がロードス島戦記ということもあり、シナリオに不安な点はない
僕の知る範囲では、家庭用ゲームでは良い方だと思う
が、原作の関連する部分を知らないと気になるシーンは複数でてくる

残念なのが、VM必要容量が61ブロックだったりすること
３つもあれば埋まってしまうので、ギリギリで使ってる人は
大幅な削除を覚悟しとかなければならない