実戦にすぐ使えるテクニックが満載です
★★★★★
冒頭にはハッカーの何たるかが書かれているので、読んだほうが良いです。
約253ページとページ数が少なく、小さい本の中にたくさんの中にたくさんのテクニックを凝縮して
紹介しているため、やや駆け足で説明している感があるかも知れません。
しかしそれでも、実際に実行するコマンドの具体例をあげて説明してあるため、とても分かりやすいです。
特に、私がためになったと感じたのは、5. n>&m: 標準出力と標準エラー出力の入れ替えです。
bash の本やマニュアルを見ても意味が良く分からなかったのですが、この本の説明を読んでやっと理解
できました。6. 複雑なコマンドラインの構築 は、ログ解析にともて役立つので、是非使いたいところです。
コマンドの使い方、apache サーバの管理方法など、実際のサーバ管理に役立つテクニックやノウハウが
満載です。
2章 リビジョン管理では、CVS が紹介されています。しかし、現在の開発の現場では、Subversion が主流
になってきています。それでも、CVS と Subversion は基本概念やコマンドの使い方などは非常に似ている
ため、読んでおいて損はないと思います。
※以下は、正規表現に興味がある方のみお読みください。
P.187,188 では正規表現が紹介されています。本書で紹介されている正規表現でもやりたい事は一応できま
すが、もっときちんとやりたい場合は、以下のような正規表現にすると良いと思います。
(1)IPアドレス(簡易版。本格的にやろうとすると、もっと複雑になる)
/¥b¥d{1,3}¥.¥d{1,3}¥.¥d{1,3}¥.¥d{1,3}¥b/
(2)時刻
/¥b([01]?¥d|2[0-3]):[0-5]¥d:[0-5]¥d¥b/
テクニックを知りたい脱入門者向け
★★★☆☆
Linuxでサーバーを運用する際のテクニックをほとんど知らない人にはきっかけとして参考になると思う。
取り扱っているトピックも比較的まとまりが良い。
各トピックの説明自体は全般的に浅く、実際には本書のトピックをきっかけに更に情報収集しなければならないが薄い本なのでそれはやむを得ないだろう。続編のHacks2よりは大分実践的だと思う。
私個人としては、ほとんど既知の内容だったので星3つ。
初心者からの脱却に
★★★★★
最近サーバ管理をはじめたのですが、独学なので知らないことが色々とあり、
この本には本当に助けられましたね!
読んでおいて&持っておいてまず損はない本だと思います。
巻頭から読んでいかなくても良いという点も良かったと思います。
サーバ管理者の初心者用かも
★★☆☆☆
業務で使っている人間にとっては、当たり前の事、既知の事しか書いていない。
ツールの紹介だけに実務的な意味になってしまうのでオライリーとはいえど完全な初心者用。
逆にサーバ管理者の初心者ならば自費で購入してもいいかも?
個人的にちょっと期待していた内容と異なったので星を少なくしましたが、プロであれば
書籍でなく関連のMLなどで情報を収集する筈なのでツールの紹介に終始する本は本として
どうかと思ったりします。
「なるほど」と何度呟いたか・・
★★★★★
基本的に初級者が中級者になるときに読む本だと思う。
(全くの初心者は無理かも・・・)
今の私にとって知りたかったことが山のように載っていました。
文体も堅苦しくないので読み物としてもおもしろいです。