「ゲル」が好きだったので、とりあえず買ってみたという感じ…
ですが…ライオン丸と同じ原作だからなのか、設定についていけなかった…

変身・美少女・鉄球アクション・サスペンス…それら全てに混ざるマサル節…
全体的に暗い雰囲気を纏っているのだが、マサル節でライトな感覚で見れる不思議なモノはあった。

逆に言えば雰囲気にのめり込めない…残念ながら…。
やっぱり「背景」が欲しい…黒い以前にわからない…。昔からそうだけどこの作品には必要でしょ…

でもキャラだけで十分と思える人なら見れるかな…それでもキツイとは思うけど…

コミックに向かって「なんだそれ!!」とツッコミたい人は是非。

正直なところ、ゴツボマサルさんは自分でストーリーを考えて書いてくれたほうがいい作品が出来るのではないだろうかと思う。執筆ペースが遅いからこうなってるんだろうけど。
柚子ペパーミントと同時発売のファンタスティカのほうが面白い。この漫画家で自分がお勧めするのは「少年探偵　犬神ゲル」かな。

柚子ペパーミントは1度読んだだけでは面白くなかった。2度3度と読んでいくうちにストーリーではなく、細かいところに惹かれてしまった。佐藤大の描いたストーリーではなく、ゴツボマサルに惹かれた感じ。こればっかりは何度か読んでみないとわからないと思う。

犬神ゲルを☆５、ファンタスティカを☆４として、これはそれら以下なので☆３つ。

表紙買いしました。
ストーリーがカオスすぎます。
正直ついていけません。
背景がブラック過ぎて、笑いどころがわからんす
でも主人公の柚子は表紙通りの性格で
この漫画がブックオフ直行かといったら
もう１巻くらい様子みるかなーって感じです。

ゴツボ☆マサルの新作。
９年前の「骸骨団地一家惨殺事件」で天涯孤独になった早川柚子。そのときから彼女の世界は壊された。そして現在、バスジャックをする謎のロッカーや謎の殺人鬼集団に出会い、復讐が始まる。

あいかわらずのノリです。
単純に「たたかう美少女モノ」というジャンルでもある今作はあのゴツボが描いてるってこともあってか妙にハイテンション。ただゴツボ×リュウジに比べて割とストーリーをきっちりめにしてくるマサルは佐藤大との協力によって、突飛なシーンやギャグが慌ただしく飛び回るこの作品に一本の筋を通したみたいで、けっこう落ち着いた雰囲気になっている。
タイトルの「ペパーミント」とは柚子が憎しみを持つことで変身し、武器の鉄球をブンブン振り回して敵を殲滅する能力らしく、詳しいことは作中ではスルーの一切説明ナッシング（笑）。

心配なのはこの作品は３巻ぐらいで終わるかもってこと。
展開も早めで同著作の「サムライチャンプルー」のように途中でぷっつん状態も考えられる。まぁ柚子の復讐旅を描くこのストーリーはやっぱ楽しいけどね。

家族を殺され、天涯孤独の身になった主人公が復讐をするストーリー。唐突な展開が多く、読みづらい部分もありますが、ギャグ漫画と割り切ってしまえばそれほど気になりません。ただ、絵柄は好き嫌いが分かれると思うので注意してください。