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Odessa (Dlx)

価格: ¥2,985
カテゴリ: CD
ブランド: Rhino / Wea
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60年代ソフトロック時代のビー・ジーズの日本盤が出ないとは・・・ ★★★★★
69年に発売されたビー・ジーズの力作の40年記念スペシャル・エディションである。ステレオ盤とモノラル盤、そしてファン垂涎の未発表テイク集からなる豪華3枚組であり、当時のジャケットを模したベルベット張りのBOXにCDと数々の特典が封入されている。

しかしこの力作が、日本のレコード会社からは発売されていないのである。ブックレットには「若葉のころ」の日本盤のジャケットまで載っている、にもかかわらずである。

ポリドール時代のビー・ジーズのカタログがワーナーに移っているが、日本のワーナーミュージック・ジャパンの冷遇ぶりには、呆れてものも言えない。かつては洋楽アーティストの売り上げのトップクラスを行っていた彼らの60年代のソフトロック時代のオリジナル・アルバムの日本盤が発売されないとは、一体どんな事なのか。あの金儲け至上主義のユニバーサルですら考えられない冷遇・酷評ぶりである。70年代には人気を二分していたカーペンターズに、今では雲泥の差をつけられてしまっているのである。日本のワーナーの担当ディレクターは、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルなどのハードロック以外の音楽を心底蔑視しているのであろう。かつて89年にワーナーから発売された「ONE」の大友博のライナーノーツからもそれが感じられ、当時大変不快な気にさせられたのである。

モーリス・ギブの死去以降、世界的なビー・ジーズへの再評価の気運が高まっている。しかし日本の音楽メディアは、全くその逆を行っているのである。

尚このアルバムに収録されているインストゥルメンタル曲「七つの海の交響曲」は、モーリスのピアノとフル・オーケストラの演奏が同時録音されたものである。ビートルズやシャドウズやムーディー・ブルースすら、オーケストラは後からオーバーダビングされたものであったのである。改めて彼のような素晴らしい才能の喪失、そして今の日本での不当な過小評価が悔やまれる。
期待大! ★★★★★
リマスター、発売40周年を記念したデラックス・エディションでライノからの再発です。69年発表の『オデッサ(Odessa)』はLP2枚組で発表されたコンセプト・アルバム。CMや映画でお馴染みの名曲「メロディ・フェア」「若葉の頃(First Of May)」を含む、ビー・ジーズ初期を代表する名作です。

今回はCD3枚組で、アルバムのステレオ・ミックス、モノ・ミックスの2枚に、レア音源を収めたディスクが付きます。レア音源は20曲以上ある予定で、アルバム未収録曲、そして「オデッサ」「メロディ・フェア」「若葉の頃」などのデモや別バージョンといった、これまで未発表であったものなども含まれます。

私個人としては、メインコースと並ぶビージーズの名盤だと解釈しています。LP時代には、何度針を落としたかわからないくらい聴きました。ビージーズといえば「ディスコ」なイメージが強く、こっぱずかしいイメージを持っているというようなリスナーの方々にも、別の側面を持っているという意味において、お勧めのアルバムです。因みにサタデーナイトフィーバーのSHM-CDも「かなり」良いです。