インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
Amazon.co.jpで確認
ハードボイルドへの出発点 ★★★★★
この作品からスペンサーシリーズは読破した。読んでいた時期は、ほとんど10代の頃で、ハードボイルド小説は初めてだったのだが、どっぷりハマった。

彼女との距離の置き方など彼は魅力的だった。その後レイモンド・チャンドラーなどの作品も読んだ。
ハードボイルドの魅力は何といっても緊迫感。朝にかけて一気に読んでしまって、もったいなかったかなと思ったくらいだ。

そして毎日、本屋に通っていて、その頃はテレビよりは、もっぱら読書に明け暮れていた。そんな俺に、とって記念すべき一冊目のハードボイルド作品が、この初秋です。
追悼(おくればせながら。。) ★★★★★
ベスト台詞は、「男はやさしくなければ生きている資格がない・・」
なんだと思っていましたが、違ったんでしょうか・・? (大汗)

21世紀の小説には登場しないこんなセリフ。
でも、スペンサーの世界ならとても自然に心にしみてしまう。
作者が他界され、もう新作が読めないのはさみしいことです。
文句なくシリーズベストだと思います。
子育てにも役立つ ★★★★☆
主人公が一人の少年と一緒に暮らし、少年が変化していく
様子が描かれています。

子供を育てるときに大切な考えも書かれており、良かったです。
不確定社会を生き抜く為の素晴しい教科書 ★★★★★
本書のベストセリフ
「極度に断定的であるのは、
脅えているか、愚かか、
あるいはその両方なんだ。
現実は不確定だ」

スペンサーシリーズ7作目。

『カラフル』(森絵都)の元ネタだと思うのは穿ち過ぎ?
でも、15歳のチビヤセ少年(救いは芸術のみ)、
犯罪会社の父親、
不倫する母親、と設定クリソツだぞw
もちろん、こっちの方が深くて素晴しい!
美術ネタはボストン近代美術館とメトロポリタン美術館と
モンドリアンとハドスン川派とアンディ・ウォーホール。
ウォーホールは知らなくていい悪い例として出てくるのが素晴しい!
パーカーの芸術観はほんと、自分にシンクロします。
他の芸術ネタはバレエと現代舞踏が出て来ます。
親に見捨てられた15歳の少年を
スペンサーが教育する感動大作。
ボクサーか探偵助手にでもするつもりかと危惧されるが、
少年が見つけた夢はなよなよしたバレエダンサー!
マッチョマンだが優れたジェンダー観を持つスペンサーは、
バレエなんか女のやることだとは言わず、
少年の夢実現の為に陰謀を巡らす!
子供の為に恐喝も殺人もする感動のハードボイルドというか既にノワール!
少女を育てたら変態ロリコンものになるが、
少年を自立させる感動大作である。
身近に手本になる素晴しい大人がいなかったので、
自分は駄目人間になったと嘆いて許されるのは14歳まで!
15になったのなら、自立して素晴しい人間になる努力をすべき。
別格です ★★★★☆
スペンサーシリーズの中で、この作品は別格。
ハードボイルドながら心温まる、ホロリとさせる作品です。