澄んだ歌声にとても癒される一枚です。癒し系の賛美歌なんかが好きな方にはお勧めの一枚です。
詞や曲、声は少し個性的ですが、女性の感情をとても上手に表現されている印象を持ちました。男性が共感できるかはいささか微妙な部分もありますが、切なくて美しい楽曲が並んでいます。
石川知亜紀さんの声はソマリの時やSee-Sawの時とは少し違った柔らかさがあって、聞き比べてみるのも面白いので、そちらをご存知の方も是非！ただ、少しライトで物足りなさがあるかもしれませんが、私はお勧めです。

　See-Sawよりも声のトーンがずいぶん落ちた感じ。たぶんこれが今の彼女の素の歌声に近いのではないだろうか。
　「12. garden」では手拍子のみ、「1. Cross」ではほぼバックコーラスのみのアカペラで、前者では彼女自身の気持ちが伝わって来、後者では、サビの部分に大切な人を失った悲しみが込められており、また、彼女の高音が生かされている。そのほか、好きなメロディーラインも各所にあった。・・・
　ただ、全体的には”Attractive”ではなかった。すなわち、私の聴きたいものの中では平均的なものである。

彼女の飾り気のない「素」の歌声がかなり素敵です。
See-Sawでキーボード担当で、最近作曲家・プロデュースとして大活躍中の梶浦さんの作曲したSee-Sawの曲とは、やはり違います。
See-Sawとしての彼女の歌・曲はもちろん素敵ですが、
このアルバムも彼女の世界観が垣間見れます。

12番目の「garden」はBGMは手拍子のみです。
よってアカペラです。

そのストレート詞が、私達視聴者にも心に響きました。
彼女のヴォーカルが耳に残った経験があるようでしたら「買い」です！

　ガンダムSEEDのエンディングテーマ「あんなに一緒だったのに」で話題をさらったSee-Sawのボーカリスト、石川知亜紀さんのファーストソロアルバムです。ゆるやかに流れるメロディーの中で、「いつか、自分だけの「inner garden」に、思い描くだけの花を咲かせよう！」というメッセージが、時に強く、時に優しいボーカルで、聴く人の心に響きます。通して聴いたあとには、See-Sawともsomariとも違う、不思議な充実感が残ることでしょう。