NEIL YOUNG Sugar Mountain (2008 UK 2-disc set - Recorded over two nights in November 1968 at The Canterbury House in Ann Arbor Michigan the Sugar Mountain album documents the launch of Neil Youngs career as a solo artist following his departure from Buffalo Springfield just six months earlier. Captured on a TEAC two track tape recorder the album offers a glimpse into the development of a legendary artist. The album includes songs that were written during his Buffalo Springfieldtenure as well as newly written material that would appear on future solo albums. Included in the performance are several moments of witty engaging banter that are highlighted in this album release. Comprising a 23-track CD album plus a DVD-Audio Disc featuring the entire album in superior 5.1 Surround Sound and Stereo.)
大海に1人で漕ぎ出したニールの貴重な最初期ソロ・パフォーマンスの記録
★★★★☆
ニールが23歳になる直前にミシガン州で行ったソロ・ライヴ。全曲ギター1本の弾き語り。ピアノもハーモニカも使わない。スタジオ録音アルバムとはアレンジが異なる曲(M9等)があったり、68年にもうできていたのかと驚く曲(M11)があったりして、ニール・ファンには聞き逃せない作品だ。CDと全く同じ内容がDVDに映像なしで収録されているが、24bit/96kHzの音質は高音部の鮮明さの点でCDよりさすがに勝る。私はDVDをCD代わりにして聴いている。もっとも録音状態はマッセー・ホール・ライヴよりは劣る。MCが多くても日本盤は訳つきなので、日本盤がお薦めだ。似た調子の演奏が続くので、後年のニールを知る者にとっては少し単調さを感じはないではないが、大海に1人で漕ぎ出したニールの自負とナイーブさに満ちた初々しいソロ・ライヴの出発点を確認できる貴重な作品であることに間違いはない。なお、ジャケ写真は67年リンダ・マッカートニー撮影のものとのこと。
DVDにはアーカイヴズの予告が5分ほどあるが、それによるとVol.1はDVD10枚又はブルーレイ(これも10枚のよう)のセットで、236頁の本がつく模様。内容は(Vol.1だけでと思うが)43 Unreleased, 13 Never-Before-Heardを含む128オーディオ・トラック、1000s of Images, Hours of New, Previously Released & Rare Video, Journey through the past等を含む大作だ。ブルーレイの音は24bit/192kHz。ニール・ファンは今から購入資金対策が必要だろう。日本盤を出すのか不明だが、出してもボブ・ディランの最新作のような中途半端な作品にはしないで欲しい。
生々しいニールヤング体験をどうぞ。(DVDは・・・くやしい!)
★★★★★
ソロ・アコースティック・ライブのノーカット版なので、彼のモゴモゴと喋るMC(すっごく愛嬌がある)やギター・チューニングなど曲の合間の雰囲気がよく伝わってきます。
チューニングからどのように曲に入っていくかなど注意して聞いてますと、実に面白い。何気なく聞いていても凄く自然です。
ニールヤングのベスト版等を聞いて「アコースティック、いいなぁ」と感じた人にはかなりお勧め。調整された音源という感じがせず、音が生々しいところがよいです。ニール=ヤングが目の前で歌ってるみたい。
同封のDVDは・・・ライブ映像じゃないので、びっくりしました。CDの音源をBGMに、ニールヤングの半身が移った写真と粉雪が舞っている様子が1時間に渡り映るだけです。後、5分ほどの予告編。資源の無駄としか言い様がないです。ちょっと残念です。後は・・・ジャケットがつや消しの紙ジャケット使用になっていて、凄くお洒落です。
ニールヤングのギター一本弾き語り、最高です。音源がすばらしいだけに、DVDが本当にくやしい。
ソロデビュー前のニールヤング
★★★★☆
御代ニール・ヤングのアーカイブ第3作目。
1968年の11月のミシガン州アナーバーのライブ・ハウス2日間の音源。
CDは、ライブ音を生々しく再現してます。ニールさんのMCは観客の笑いと取ってます。
(少し意外?)
アット・ホームな音です。演奏は大人しいです。ヘッドフォンで聞くと後ろから、サーっと雑音が聞こえるのが、気になりますが音源が40年も前だから仕方ないかと思ってしまいます。そして観客の咳まで聞こえます。(笑)
ブレイク前なのでか、ニールヤングは、元気がなくて大人しい感じがします。
DVDはLIVE映像かと思って期待しましたが、ニールヤングの顔写真にテープレコーダの絵が出て音が流れるだけで、動く御代の若い勇士は、観れません。
来年発売となるアーカイブの第一弾となる映像が少しだけ見れます。
こちらのアーカイブの映像に期待しましょう♪
来日も期待したいです。
祈・再来日
だいぶ、しゃべってます。
★★★☆☆
ニールヤングの新しいのが、来た!という事実に関しては、星五つで文句ないのですが、その内容はというと、しゃべりが多い。リスニングの練習になるかも。何をしゃべってるのかが、わかればいいのですが、輸入版で日本語解説もないし!音としてはあんまり音質とか音のバランスはよくないですが、なまなましさはある。小さい小屋でのライブなのか、lonerなんかはすぐ隣で歌ってくれてるみたい。mr.soulきいてると、遠藤賢司と似ているな〜と感じました。
なにより、trail trackが面白いです。お茶目なneilくんが見られます。あと、本編の映像は、、、なんなんでしょ、あれは。ずっと前半同じ場面が。途中で切ってしまったので、あとでもう一度見てみる。
自信なさげなニール。
★★★★☆
1968年といえばまだ、バッファロー・スプリングフィールドを脱退したばかりの頃。ソロ活動を開
始したばかりのニールのアコースティックライブか。当然、演奏曲はバッファロー時代のものと1st
ソロアルバムから多く演奏されていて、自分の歌に自信が無かったと本人が語っていたのも何となく
わかる頼りない(でもそれが逆に儚くていい!)パフォーマンスとなっている。先に発売された「M
assey Hall」の自信に満ちあふれた素晴らしい歌唱とは対照的である。苦手な人も多い初期のなん
とも言えないくぐもった?歌声で弾き語っているので、ファン以外にはちとインパクトが薄い作品か
も。DVDには同じ音源の高音質版とアーカイブBOXの予告編が収録されている。恐らく来年発売され
るであろうアーカイブVOL.1は噂通りBLで、映像から秘蔵音源、ブックレットやらてんこ盛りな物に
なりそう。早く観てみたいものです。その為にBLプレイヤーとハイビジョンTVを買わなければならな
いが・・・。ちなみにラストの「オールド・ラフティング・レディ」は映画「Heart Of Gold」のラス
トと重なり感動的。意図的か?