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ラヴレター (角川文庫)

価格: ¥460
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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宛先 ★★★★☆
小樽の中学校に同姓同名の男女がいました。
名前は藤井樹(ふじいいつき)。二人とも図書委員なんですが
彼は全く仕事をしません。今までにだれも借りたことのない本で
これからも借り手のないような真っ白なカードに藤井樹と
名前を書いて本を借りてゆくばかりでした。

彼は自分の名前を書いていたのでしょうか?
いいえ、ラブレターの宛先だったのかもしれません。
映画に期待 ★★★☆☆
中山美穂さんの切ない顔しか覚えてないのですが、
映画、ありましたよね。
映画が先か、小説が先か、私はよく知りませんが、
これは映像で見たいと思います。

小説としては、やけに会話が多く、
あっという間に読めてしまいます。
悲しむ間もなく。
最終的にも消化不良な感じが私はしました。

人間のキャラがあまり伝わってこないし、
感情もあまり伝わってこない。
謎が残ってしまいます。
もう少し味がすれば、とてもいい物語なのになぁと
思ってしまいました。

ですので、映像の方がお得意なのかどうなのか
よく存じ上げませんが、映画をみたいと思いました。
文字と映像 ★★★★★
映画化もされている本作ですが、どちらが優れている、なんて無粋なことはとても考えられません。小説では文字でしか伝えられないものを伝えてくれますし、映画では映像でしか伝えられないものを伝えてくれます。ですが、小説を読みながら(映画を見ていなくても)その時どきの光景、情景が目に浮かんでくるはずです。映画を見ながら、セリフや景色に込められた背景が見えてくるでしょう。
どちらも大変すばらしい作品になっています。どちらからご覧になってもきっと楽しめるはずです。
岩井俊二 ★★★★☆
 どう考えても映画のほうが面白いので、とりあえず映画を見とけば読む必要はあんまりない。小説でも面白いけどね。
 相変わらず青春を書くのが上手い。しっかり山場も作ってあるし、ラストの締め方を鮮やか。
 でも、これってハッピーエンド? 何だかある意味……
映画『Love Letter』の小説版 ★★★★★
 映画『Love Letter』を見てから読んだのですが、映画に負けず劣らず面白かったです。映画も小説も、岩井俊二さんの少女マンガ的な資質が余すところ無く顕れていますし。映画と比較すると、映画では時間が無くてカットしなければならなかった重要ではないけど印象的なエピソードが、細やかに書かれています。
 逆に、小説から読んだ人は、映画版の画・音が付いて、小説をどの様に短い上映時間に凝縮するのか想像する楽しみが有ると思います。