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Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2009年 05月号 [雑誌]

価格: ¥2,000
カテゴリ: 雑誌
ブランド: ダイヤモンド社
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HBR読者@三島 ★★★☆☆
どの論文も基本となる論文を読み替えてだけの内容となっている。
新しい論文はなし。
ただ、その中でも「不況期の営業戦略」は唯一参考となった。
が、当たり前のことで、不況期だからということではない。


不況でなくても。。。 ★★★★☆
「不況期の戦略」と銘打たれた1冊であるが、
今回はそれほど学びに通じる論文がありませんでした。
多分、不況でなくても正しい戦略、フレームワークが並んでいます。
2番目の論文では、
「キンシャサの奇蹟」からAgilityの重要性を取り上げていますが、
「吸収性」、とても参考になりました。
■今一度、大野耐一に学ぶべし! ★★★☆☆
−ざっと読みましたが精読するに値したのは1カ所のみ。

・「いたずらに縮小均衡に走ってはならない実需は後退していない」
 物理学者:エリヤフ M.ゴールドラット さんの項です。

・エリヤフ M.ゴールドラットは名著、『ザ・ゴール』シリーズの著者です。

・内容は、今回の不況は「100年に一度の未曾有の危機」といわれているが、業界にばらつきがあるものの、大方の予想よりも実需の回復は早いともいう。その為

・ちぐはぐなサプライチェーン内の動きを解消する必要がある。
・少量かつ高頻度の需要に即時対応できるリアルタイム生産体制を「発明」する必要がある。
・生産の二大革命とは、フォード方式とトヨタ生産方式(TPS)
 −その後者のTPSに今一度、学ぶできだ、との提案
  =つまり、大野耐一に今一度学ぶ必要がある!
 −TPSの本質は、在庫を
  ×:資産 → ○:債務 へと発想の転換をしたこと

・TPSが生まれた背景
 −フォード方式(=ベルトコンベアー)が適しているのは
   単一大量生産に限定される
 −トヨタは少量で多品種の生産をする
 −トヨタにあった手法の開発が必要
 −トヨタは生産ラインの改善によって得られるものがフォードなどよりも
   格段に大きかった

・今、求められていること!(上記をトレースすると・・・)
 −TPSは安定している環境で効果を発揮する
 −現在は不安定な環境下にある
 −TPSに基づき不安定でも効果を発揮する手法を開発するべき
 −生産ラインの改善によって、これまで以上に多くの効果を
   得ることができるはずだ

という思考順序のようです。そんな提言でした。
(内容にキレはありませんが、シンパは感じました。)
初めて買いました ★★★★★
「2000円の雑誌」ということで、これまで購入することがためらわれていましたが、今回はテーマがテーマだけに、清水の舞台から飛び降りたつもりで買ってみました(考えてみれば、本を買うのと同じなんですね)。もっと難しくて、専門知識がないと読めないのかなと色眼鏡で見ていましたが、翻訳なのに読みやすいし、誌面もフレンドリー。特に「不況期のマーケティング」が役に立ちました。ちょっと元気が出ました。