しかし、打ち込み系の曲は非常に淡白でつまらない。
そこがマイナス点か。
そして、19曲目(MARIA)では光田さんが、20曲目(LULLABAY)では東野さんが、オリジナルの歌詞を書かれています。
是非、注目して聞いて頂きたいところです。
東野さんがこういう曲をかかれる、というほうが意外でした。
一番最後の曲、何度も聴いているうちに、とても好きになりました。
ゲーム「ツキヨニサラバ」の全20曲を収録。
光田氏・東野氏ともに10曲ずつを担当しているので、
どちらのファンも安心できる内容と言える。
今回のコンセプトは「ジャズ」。
意外にも光田氏の音楽の原点はジャズにあるらしく、
これまでのイメージを払拭するような光田サウンドが展開されている。
また、ほとんどの曲がジャズセッション生演奏による録音だという点も見逃せない。
クール、ムーディー、スタイリッシュ――
前作「箱の庭」とはまた違った方向で彼の新たな世界がうかがえる一作。
ファンならずとも聴いておきたい。