差をつける一冊。
★★★★★
カイロプラクター、鍼灸師、柔整復師、その他施術業につかれる方必見の一冊。
AKはカイロプラクティックのみならず東洋医学を含みますので、カイロプラクターからみても鍼灸師からみても非常に面白い内容です。特に東洋医学の世界では習得に10年以上かかるといわれる脈診を筋力検査で行う点は非常に興味深く、いままで遠くに感じていた経絡治療との距離が一気に縮まりました。
同著はいわゆるハウツー系の本ではないのでかなり高度な専門知識がないと習得は困難ですが、多くの施術家が超えられない”壁”を超えていくのに具体的なツールになってくれる一冊です。
現状を打破したいとお思いの先生にはぜひお勧めです。
アプライドキネシオロジーのマスターピース
★★★★★
アプライドキネシオロジーを治療に取り入れるカイロプラクター必携のマスターピース。
のみならず全てのカイロプラクター、さらには鍼灸師、柔道整復師、理学療法士など、筋骨格系・神経系の疾患や症状に係る人にとって、多大なる知識、知恵、示唆を与えてくれるであろう大作である。
机上論ではなく臨床に直結した情報が満載されているが、いわゆるハウツー本とは全く違う。
腰痛の治し方は教えてくれないが、この本を読むことで腰痛の患者を前にした時の自分の治療のアプローチ、ヒントをたくさん得ることが出来る。
とにかく情報量が膨大である。しかも一つ一つが深い。内容を理解し、自分のものにするには長い歳月をかける必要があるだろう。私も購入してから読み進めるのにかなり時間を要している。逆にいえば長きにわたって多くのものを与えてくれるわけであるから、決して高い買い物ではないと思っている。
初版に比べて扱われるテクニックも追加されており、まさにアプライドキネシオロジーが現在も発展を続ける生きた学問であることが実感できる。今後はたして第三版、第四版と出たとして、自分の理解が付いていけるのであろうかという一抹の不安もあるが、まずはこの第二版の内容を一つ一つ満喫(苦闘?)しようと思う。
日本では“タッチフォーヘルス”や“キネシオロジー”といったアプライドキネシオロジーから派生した技術を聞くことはあっても、おおもとのアプライドキネシオロジー自体はカイロプラクティックを生業とする人々以外ではあまり知られていない。しかしそのほかの手技療法を行なう人々も、ぜひこの本を手にとって、各々の専門とする治療のヒントを得てもらいたい。また、それぞれの分野からの指摘や反論がフィードバックされればさらにアプライドキネシオロジーの進歩につながるだろう。
人体って不思議ですね
★★★★☆
アプライドキネシオロジーのテキストとして、文句のつけようがないほどに
詳しく書かれている本、もはや辞書です。
身体はそのすべてが無意識によって支配されているという、
全てがセラピーローカリゼーション(いわゆる筋テスト)で
分かってしまいます。
なにも精密検査しなくても分かってしまうのですから、
これこそが人類に与えられた無限の可能性を秘めている
ツールではないでしょうか?
もっと世の中に広がったら、医療費もかさまずにすみそうです。
この素晴らしいツールの最良本が、絶版と聞き、惜しい気持ちがありますが、
シノプシス2が既に完成しているようなので星4つです。
テキストとして
★★★★☆
私が学んでいるスポーツキネシオロジーカレッジでマーク・ブライアンD.Cがテキストとして使っているお薦めの本です。
知っている者が読むと、とてもうまくまとまって価値のある本だと思いますが、知らない人が読むと難解で訳が分からないかもしれません。
私自身AKを学び始めたとき購入して、ほとんど理解できませんでしたが、学んだ後に読むとだいぶ理解できました。
金額も17000円と高価なので、アプライドキネシオロジーを学んでいる人向けです。