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ジ・イレイザー

価格: ¥2,580
カテゴリ: CD
ブランド: ベガーズ・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
2006 ★★★★★
緊急リリースとなった初の単独作品は、意外なくらいバンドでできない音ではない。『キッドA』以降の、感情を見失った無機的な電子音と独特の乾いたつぶやきのようで泣き声のようなボーカル。やたらとクオリティの高い、ここ3作からのアウトテイク集と言ってもいいくらいだ。全世界が待ち望んだ音そのものかもしれないが、本人はレディオヘッドとして発表するには、もはや慣れ親しんだ退屈な音だったのではないか。当時着手していたバンドの新作はこれらの手法を封印し、再びまったく新しい見たことのない世界を突きつけてくれる、そんな予感を与えてくれた全9曲。
オススメは中川五郎氏手書き対訳つきの日本盤 ★★★★★
2006年7月5日リリース。レディオ・ヘッドのトム・ヨークが2年をかけて作成したファースト・ソロ・アルバム。プロデューサーはナイジェル・ゴッドリッチ(確かに他には思いつかない・・)。

まずサウンドは確かにトム・ヨーク独特のあのサウンドなのだが、レディオ・ヘッドと違って攻撃的ではなく、内面へ内面へと向かって思索的だ。そこが『レディオ・ヘッドでないトム・ヨーク』を指し示していて実に面白いアルバムになっている。ちなみに4曲目『Black Swan』は映画『スキャナー・ダークリー』(キアヌ・リーヴス、ウィノナ・ライダーが主演)で使われている。

そしてもう一つ。日本盤は中川五郎氏が手書きで邦訳したリーフ・レットが付属していて、これがなかなか味がある。このステキなリーフ・レットを見ながら聴く、というのが絶対にオススメである。
悪夢を観そうなほど素敵 ★★★★★
不思議な絵本を読んでいるような感じがします。レディオヘッドという制御装置が外れ彼の原液が流れ出てる感じがします。その原液はうなされそうなほどに素敵であります。

あと、ジャケットが凄くカッコイイです。
何だかんだといって長く聴けた。 ★★★★☆
最初聴いたときは、ちょっとインパクトが弱かったです。深いですが。
バンドサウンドだったらもっと好きになったろうなと思いつつ、実は深さについていけなくもありました。
中々理解できずに、「キッドA」や「アムニージアック」が出た当時すんなり気に入ったおいらの理解度はまぐれだったのかと自信喪失にもなったのだ。
でもEPの「ステッピング・フェザーズ」と一緒に聴き進めていくうちにちょっとずつ魅力を感じるようになれました。
また9曲43分というコンパクトさも、ヘビロテにはならなくても長い期間聴くことができる要因でした。
やはり、レディへ本体と通ずる部分はあってもバンドでは消化しきれない要素もたくさんあったと思います。
この作品を経て、きっとレディへですんごいアルバム届けてくれることはマチガイないのだ。(祈)


あ〜。それにしても、一年かかったぞい!好きになるのに!
ふふふ。
これからこのアルバム聴いてみようと思う方。
このぽんちゃん様でも理解するのに1年かかったのだから、普通の人じゃ少なくとも理解するのに3日はかかるぞぃ!
心してとりかかるよーに♪
実験音楽としては楽しめる。 ★★★☆☆
トム・ヨークのソロ作。
エレクトロニカやテクノのリスナーから言わせると、あーロックだなーというアルバムに仕上がっているように思えます。
どれだけ音色をエレクトロニカぽくしても、グルーヴやコード進行がロック。
でもロックの側から言わせると、レディオヘッドのKid A以降の作品ならこれもありだという意見もあるんだろうし、難しいところです。

実験音楽としては楽しめるんですが、これをネームバリューでたくさん売ってしまうことにはちょっと疑問を感じえません。
そりゃスカスカな文化的ゴミを大量に売る他の連中と比べたら、別な話になるのですが。。