はないでしょう。しかし、面白いので暇つぶしにはもってこいだと思う。
ディケンズの魅力は独特の「節回し」にある。洗練されてるわけじゃあないんだけども、とにかく読ませる。分量が多くてもとにかく読める。ジョン・アーヴィングなんかのようなストーリー性を重視する作家が神様のように崇めてるのも当たり前。まあ、『大いなる遺産』を読んだ後なんかにこの作品を読めばいいんじゃないですかねぇ。
裁判長、これで私の答弁を終わります。