有名人が書いている、ということで。
★★★★☆
まだ冒頭の2話しか読んでないのですが、そんなにいいコードかな、と思いました。
初っ端の正規表現の超短いコードは、実装が簡単になるようなサブセットを勝手に決めていて、学生向けの教材に、そんな特殊解を紹介してどうする、と思いました。正規表現→NFA→DFAと変換する処理系の方が、ずっと基礎力がつくと思います。
まあ、カーニハンが書いているから、みんな読むんだろうけど。C言語のポインタのセマンティクスをうまく引き出したことに、盛り上がりすぎです。
二つ目のsubversionのツリー差分反映のコールバックインタフェースは、コンテキストを表現したオブジェクトの引き継ぎが美しい、と言っているけど、オブジェクト指向プログラミングしたら、普通に思いつくことじゃないかなと思いました。少なくとも、私は20台の時にやりましたよ。
ま、この先、どんなものが出てくるのか、楽しみにしながら読んでみます。
おおこれはすごい、と思えるものが出てくるとよいですが。。
いやな本ではないですよ、決して。