前半は割とポップで親しみやすい曲が並ぶが、アナログで言うところのB面(⑤~)から、ちと様子が変わってくる。
そして、⑨。アコギのイントロが鳴り響き、最後は静かに締めくくるんだなあ、と思っていたら一転、スピードチューンが展開される。
何度聴いても鳥肌が立つROCK史上に燦然と輝く名曲がここにある!
居住まいを正して聴きたい。
この一曲だけでも、このアルバムを買う値打ちがある。
ギターのリフは全曲素晴らしい。ヴォーカルメロディもグッとくるし、ちょこっと変拍子が入る曲構成もニクイ。
エイドリアン・ヴァンデンバーグのセンスの良さが光る一枚。もちろんギター・プレイもGOOD。
ヴァンデンバーグはベスト盤もあるが、選曲がペケなので、こっちの方が買い。