1stの“Out in the Streets”、2ndの“Waiting for the Night”に続き、
今回も名曲“Kamikaze”でラストを締めています。
前2作に比べて曲調がフレッシュ感を失ない、やや大人っぽくなっており、
エイドリアンのギターソロの部分がコンパクトになりました。
バート・ヒーリンクのボーカルはやや野太くなり、
彼本来の明るい声質がマスクされてしまった感は否めません。
要所で展開されるエイドリアン節は相変わらずセンス抜群ですが、
なんとなくプロデューサーの決められた枠の中で息苦しく弾いている様子が感じられます。
最もイキイキとしたプレーが聴かれたのは、やはり2ndでしたね…。