やはり小が大を兼ねることはできない
★★☆☆☆
同じシリーズの1400との間で迷いに迷いました。最終的に、いつもの哲学を裏切って小さいほうにしました。理由はブッシュバディを収納して「コトリとも音がしない」ほど密着するからです。被収納物が収納物を選んだ形になります。これに100ccごとの目盛と嘴(注ぎ口)が付いていたら理想的だったのですが。申すまでもなく、ブッシュバディとの相性は抜群です。煤や灰が飛び込むので蓋は絶対に必要ですが、取っ手を起こすと蓋としてのバランスが悪く、もっと短い観音開き型でよかったのに、と思います。蓋はフライパンにするには小さすぎ、蓋が実用上かろうじてフライパンになる上位の1400とのデザインを合わせたのでしょうが、この形状は(私には)必要ありませんでした。さらに(蓋の)取っ手は起こすのはいいのですが収納が面倒です。薪ストーブケースとしては、廉価なアルミ製でよかったかなと、ちょっと反省。
その後、クッカーとしての出番はやはりなく(サイズが中途半端、底面積が狭く、縦長の上焦付くので調理には不向き、熱効率も悪い、レトルトカレーはおろか、ラーメンすら入らない、等々の理由で)、完全に無用の長物と化しました。1400、それもアルミ(アルマイト加工済み)にすべきでした。