今回の訃報でヨンハさんを知り、早ひと月が過ぎました。ヨンハさんに関連した市販のソフトをほとんど集めましたが、映像を色々と視てみました結果、韓流の洗礼を受けずに、これからヨンハさんの音楽の世界に触れたいというかたには、私個人的にはこのハワイ映像（2009）と、韓国での映像（CANDY MAN / 2010）、それから「アリーナ・ツアー 2008-2009年」の映像、5周年記念の映像（2009）と、4種のＤＶＤをおすすめしたいです。時を重ねるごとに、総じて確実に歌唱力も何も上がっているからです。この映像での姿を見る限り、長い俳優のキャリアが信じられないくらい、歌手として本物である、あるいは本物であろうとする姿が印象的です。舞台セットはシンプルですが、その分、照明が美しく凝らされていて、客席のペンライトと対のように照らされるブルーを基調としたライティングが、幽玄な音楽の世界を支えているように思います。何よりヨンハさんの、その心と心のつながりをファンと共有したいという気持ちが感じられる、しっとりとした公演だと思います。行けるものなら行きたかったですが、ただただ詮無い話しですよね。　…あと、「砂浜LETTER」の「君も今ごろ…」と歌う個所で、カメラ目線のヨンハさんに一瞬だけ触れることが出来ますので、是非ご覧になってみて下さい。　このライブ映像が残って、本当によかったと思っています。

本人もMCの中で言っていましたが、室内公演とはいえハワイなのに暑苦しい衣装に髪型。
彼のコンサートは海外公演以外は殆ど見ていますが、ステージングにやや問題があるかと。
相変わらず歌っている間は目を閉じたままステージの中央からほとんど動かない。
おそらくモニターの日本語歌詞を見ているのでしょうけど。
日本語曲を歌う外国人アーティストに酷でしょうか。
ステージでの動きや発音に関しても演出や指導するスタッフがいないのかな…とも思える。
歌は上手いのに残念。
楽曲は外れは無し。良曲ばかりです。
「君におくる愛の歌」はアルバムCDとは違う編曲で歌詞の内容と共にドラマチックで圧巻です。

前回のハワイコンサートが個人的にいまいちだったので、購入を悩んでいましたが、今回のコンサートはとてもよかったです。１曲１曲に感情がこめられていて（特にバラード）、ファンならとても楽しめる内容だと思います。