この温もりはお姉ちゃんが守ってあげる―――
ジャンル:現代幻想奇譚ADV
対応OS:Windows XP/Vista/7
CPU:必須/Pentium3 1GHz以上
メモリー:512MB以上(Vistaの場合 1GB以上)
メディア:DVD-ROM
原画:Riv/あおなまさお(SDキャラ) シナリオ:美月/青山 拓也
主題歌:OP Rita ED なかせひな
音声:主人公以外フルボイス
その他:DirectX8.0a以降 表示 800×600以上 フルカラー以上
ストーリー ある日の放課後。いつものように図書室で読書に耽っていたクロは、
はからずも、姉・静が校舎屋上から飛び降りるという、思いもよらない出来事に遭遇してしまう。
奇跡的に軽傷で済んだ静だったが、あくまでも事故だと言い張る彼女を不審に思いながらも、
無事であったことを幼なじみの瑠璃と共に喜び、クロは深く追求しないでいた。
数日後、静も退院してこれで日常が戻ってきたと思っていた矢先に、
クラスメイトの若葉から、事件の真相を聞かされるクロ。
曰く、「その時、静は怪しげな男達と戦っていた」というものだった―――
クロには不老不死の元となる霊薬
変若水が宿っており、
静がそれを狙う男達と闘って、結果的にあの事件が引き起こされてしまった。
そんな想定外の事実に動揺を隠せないクロだったが、守ってくれた静の為、
そして賛同してくれた仲間達と共に混迷した闘いの中に身を投じていくことになる。
キャラクター 三原 静(みはら しず)(BWH:90/58/87)
「心配しないで。私はヨッくんのお姉ちゃんよ?」
クロの一歳違いの姉。何故かクロの事は『ヨッくん』と呼ぶ。
温和で物腰が柔らかく、包容力も胸も大きい。
二人暮しの為かブラコン傾向が強く、クロに悪い虫がつかないかと
悩むこともしばしば。
その割には姉の特権と称してクロをからかって困らせる事を
楽しんでいるが、クロを妖から守る為に誰よりも先陣を切って敵に立ち向かう。
河野 瑠璃(こうの るり)(BWH:82/55/83)
「アンタが無茶するからあたしまで無茶しなきゃなんないでしょっ!」
クロと静の幼なじみ。明るく活発で真っ直ぐな性格。
クロとは同い年ではあるが、生まれた月がクロより早かったので、
姉ぶった態度をとっている。
学園では学年トップの成績を維持しており、クロの宿題等の面倒をよくみている。
幼少の頃から薙刀をたしなんでいて、
今では相当の実力者。その力をクロの為に遺憾無く発揮する。
姫(ひめ)(BWH:78/53/76)
「期待しておる、そう言ったのじゃ。お主には、な」
ふらりとクロの前に現れる謎の少女。
洋風の身なりだが、日本的な古めかしい言葉遣いで話す。
どんな人物にも威厳ある態度で接する姿はその名の通りお姫様。
平塚 若葉(ひらつか わかば)(BWH:85/56/84)
「そうだよね。ページを捲らないとその先のことなんて分からないよね」
クロのクラスメイト。前向きな性格だが空回りも多い眼鏡っ娘。
クラスの図書委員を務めており、文章を読むのも書くのも好き。
料理の腕だけは致命的に下手。
クロが自分と同じ本を読んでいたことをきっかけに、クロに心惹かれている。
三原 九郎(みはら くろう)主人公
浅黒い肌の為、周囲からは『クロ』と呼ばれている。
行動・言動がぶっきらぼうなので、初対面では近づきがたい印象を与えがちだが、
実際は天然なだけで他意はない。
眠ることと読書が趣味。身長が姉・静よりも低いのがコンプレックス。
生まれながらに
変若水(おちみず)と呼ばれる
霊薬を体内に宿していた為、妖(あやかし)に命を狙われていくことに……。
西園寺(さいおんじ)
「人間というものは本当に底がしれませんね。自分の欲望に対しては特に」
クロに宿る
変若水を付け狙う妖の一人。
もう一人の妖・クニミツと行動を共にしていることが多く、
司令塔的な役割を担っている。
飄々とした態度と妙に丁寧な言葉遣いで接してくるどうにも食えなさそうな男。。
クニミツ
「その迷いのない太刀筋に惚れちまいそうだよ」
クロに宿る
変若水を付け狙う妖の一人。
血気盛んで大雑把な態度と言動が特徴。
西園寺の指示で行動していることが多いが、時折、耳を貸さずに先走ることも。
屈強な体格と鋭い眼力は居るだけでその場を圧倒してしまう。