画集として鑑賞出来る、本の出来だと思います。
★★★★★
テレビのインタビュー番組で北岡さんを知って、本を何冊か買いました。タイトルや構成が興味を引く本もありますが、本の用紙や印刷の違いから、最もダイナミックに画面が動いて見えるのは、この本でした。紙に描いてある動かないはずのものが、ぐるぐる回りだしたり、うねうね波打ったり、私を含め、初めてこの絵に出会った人は軽いめまいを感じるでしょう。そして、ワクワクします。入院している方のお見舞いや元気の無い人の励ましにうってつけで、何冊か贈り物用に使わせていただいています。