サウンドトラックの"NEW WORLD"
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・・・聴けば自分の体が鉄化するような感覚に襲われる。他の追従を許さない爆圧的サウンドをもたらす石川忠さんのメタルパーカッションの荒波に身を任せ、その荒波の中で一種の快感を覚えることができる。締めくくりは洋楽バンド中最も鉄男を愛するバンドであるナイン・インチ・ネイルズが活動休止中であるにも関わらず、鉄男 THE BULLET MANのためだけに手掛けた新曲"Theme For Tetsuo The Bullet Man"を聴いて、もう満足というレベルでは済まされないほどの満足感に浸れる!
・・・なんてこんな長々と駄文書きましたが
買わなきゃわからんですよ! 鉄男ファンなら絶対損しませんよこれは!
これでいつでも手軽に
爆 圧 体 感 !
中毒になる
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映画で聞いて即購入しました。
中毒性があります。
とにかくガンガン響く!
車の中でエンドレスで聞いてますが、高揚感があって
カッコいいです。日本映画のサントラの中でも最高の出来上がりと思います。
俺はもうお前の知っている人間ではなく、今や鉄線で覆われている
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この言葉は1994年のNINE INCH NAILSのアルバム『the downward spiral』に収録されている曲"the becoming"に登場するフレーズです。
元々詩の内容や曲の雰囲気が『鉄男』っぽい…と思ってたんですが、この前読んだ某音楽雑誌によると、どうやら本当に『鉄男』にインスピレーションを受けて書かれた曲らしいです。
というわけで塚本監督とNINのトレント・レズナーがコラボすることでも話題となった『鉄男 THE BULLET MAN』のオリジナル・サウンドトラックです。
まず活動休止中のNINが提供した17曲目の『THEME FOR THE TETSUO THE BULLET MAN』
アナログシンセを駆使したサウンドはいつものNINですが、近年の楽曲のような親しみやすさは感じられず。
重厚でひたすらノイジーな音使いは、内省的な音を追求していた90年代のNINのスタイルを感じさせます。
そして石川忠が手掛けた楽曲群も凄い。
メタル・パーカッションで構築された独自の音楽は、鉄男の世界観を文字通り音で表現しています。
個人的にこういう音楽を作っている人が日本にまだいるっていうのが嬉しいですね。
NINの楽曲目当てで買った人も、これを聞いたら映画のほうも見たくなってくるんじゃないでしょうか。
とにかく映画ファンのみならず、音楽ファンにもおすすめの一枚です。
甦るワンシーン
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映画は既に三回観た(試写会を入れて)とゆうのにまだ買ってなかったサントラをやっと今日購入した。
ご存知の通りNINが楽曲を提供しており(エンディングで流れる)話題になっています。しかし!大阪のタワレコに買いに行ったら置いてない、何故だ?
話がそれたが、どの曲も映画のシーンを思い出して(そりゃ三回観りゃな)頗る良い。
もちろんエンディングは大好き、でもやはり塚本監督の作品は石川忠さんのサウンドでしかなしえない波長みたいなものが絶対的にあると思う。
まだ後一回は観ます(笑)
だって好きなんだもん。
家でも爆音で聴くべし!
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トレント・レズナーの「鉄男」への愛情が溢れたテーマ曲がエンドロールで流れた時は
思わず涙してしまった(笑)。
20年かけた念願のコラボレーションの実現だもんなぁ。
そのNINの楽曲以上に迫力があったのは石川忠の劇中音楽だ。
全てメタル・パーカッションと電子ノイズで構成された作品だが、終始攻撃的!
71分という映画の尺を何倍にも感じさせてくれたのは、この映画音楽だろう。
塚本監督もインタビューで「ライブのような感覚を目指した」と語っていたが
まさに映画の終了後はライブハウス暴れ続けたような清々しい疲労感が残る。
マジで一聴の価値あり!!一家に1枚…いや、5枚くらいあっても良いかも!
PLAY IT LOUD!!!