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日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
Amazon.co.jpで確認
塩不足はRAS系を活性化して寿命を短縮する!! ★★★★★
素晴らしいご本である。
筆者は間違った減塩キャンペーン全盛の今の世の中に真っ向反旗を翻す。
塩分は不足は有り得ても、過剰は有り得ない。
RAS系が正常に機能している限り、理論的にそうである。
高血圧は塩分過剰が原因ではない。
むしろ糖質過剰、そうインスリン過剰がもたらすものである。
だから、塩分制限よりも糖質制限の方が効率的に血圧を下げる事が出来る。
チャンと勉強している医師なら、皆さんご存知の知見である。
名医は塩分に関してはあまり煩く言わない。ガミガミ塩分制限を言う医者はそれだけで藪である。

最近、AT-1リセプターがノックアウトされたマウスは長寿である事が解って来た。
生命体は進化の過程で、寿命の1部と引き換え(トレードオフ)に、塩をリクルートするシステムを獲得した訳である。
それほど、塩が足りなかったのである。
これはインスリンシグナル系が壊れた線虫変異個体(daf-2)が長寿なのと良く似ている。
生命体は進化の過程で寿命の1部と引き換え(トレードオフ)に、余ったエネルギーを脂肪として貯蔵するシステムを獲得した訳である。
それほど、エネルギーが足りなかったのである。

塩を制限し過ぎて、RAS系を活性化してしまうと寿命を短縮する事につながるのである。
そして、糖質を過剰に摂り過ぎてインスリンシグナル系を活性化してしまうと寿命を短縮する事につながるのである。
このご本は「制限すべきは塩で無く、糖質である」事を高らかに世間に示した傑作と言える。
高血圧、糖尿病、メタボの方にお勧めする。
細胞は原始の海を内包している ★★★☆☆
著者は「海の精株式会社代表取締役」かつ「NPO法人日本食用塩研究会代表理事」
つまりこれは「自然塩」の販売促進本なので、話は半分で聞いていたほうがよいです。製品に病気が治ると表示したら薬事法違反ですが「健康本」には表現の自由があるというわけで。
 だから
「極端な減塩志向」が間違っているのは本当だと思います。多すぎる塩は排泄されますし、塩分と高血圧に相関があるとしても「寿命」とは単純に比例しないようです。が
 とはいえ、
「塩で健康になる」は少し、
「特別な塩が有益だ」という主張は、多めに割引して読むべきだと私は感じました。

 生命は海で生まれ、生き物は細胞の中に原始の海の環境を閉じ込めて生きているのですが、「だから塩が大切」というよりは、海から陸に上がった生物は進化の過程で「海から離れて生きることができるように、細胞の中に自分の海を持った」から生きていらるのです。
 野生動物は人間のように塩を摂取しなくても健康です。これを塩がないと不健康になるという説で説明できますか?
 結局何事もほどほどに満遍なく雑食性に食べていくのが生物としての人間の正しい在り方。
 ただし、ベジタリアンには自然塩は必要でしょうね。不自然な食事をするからこそ、別途ミネラルを補給する必要が発生するというわけで。


参考までに、この本の目次です------
序 章 塩で健康を取りもどした私の体験 → 塩をしっかりで起こった驚くべき変化!
第1章 病気の原因は「体内環境」の乱れにあった → 塩こそが体内環境を整える!
第2章 「塩をとれば高血圧になる」は常識のうそだった → 高血圧の本当の原因は?
第3章 塩不足が日本人の健康をそこねている → 塩が足りないと「心」までが病む!
第4章 塩でもっとキレイに、健康になる! → ものすごい美肌効果! 塩美容入門!
第5章 塩の上手な選び方・とり方 → 塩をしっかりとる元気生活をおすすめします!
付 記 「自然塩復活運動」と「自然海塩」の物語 → いざ、「自然食育」推進運動へ!
そういえばそうだな!と思うことがいっぱい ★★★★☆
塩田法により生まれた「食塩」という名の、ナトリウム純度の高い塩。その頃はミネラルが不純物のように思われていたようです。しかし含まれるミネラルはわずかでも、食品とは、まるごとひとつでバランスを保っているもの(マクロビオテックの考え方)。バランスの悪い「食塩」ばかりでは体に不調が出てきます。ナトリウムは確かに血圧を上げますが、ミネラルをきちんと含んだ「自然海塩」は高血圧の原因にはならないと。著者は伊豆大島にある「海の精」という塩の会社の社長ですが、もともと病弱だったご自分が、マクロビオテックと自然の塩で健康になり、日本人に本当の塩を広めたくて塩作りを始めたそうです。とにかく「そう言われればそうだな!」と思う話がたくさんありました。日本人には日本の塩と日本の水の組み合わせがいい、の理由もわかります。
塩の薀蓄の初めての本かも ★★★★☆
健康のための減塩食ブームに一石を投じた反論本です。塩の「不足」はあっても「過剰」はありえない。塩をとらないと免疫力が落ち風邪をひきやすくなる。塩が足りないと骨がもろくなり、無気力で朝が起きられない、腸が不健康になり毒素を排泄できない、アトピーや花粉症がひどくなり直らない。考えてみれば海水から我らの祖先は生まれたし、好物のエビ、カニ、貝、魚、海藻などは塩水下での生物である。これらの生物は決して塩からくもないし。これらを日々食して健康でいられるのである。この本で塩の奥深さを知りました。
日本人には塩が足らないためミネラルバランスを崩して健康を損ねていると言う著者が”塩”によって体内環境を整える健康法を具体的に紹介してくれています ★★★★★
自然食育推進運動を展開している著者が、”塩”によって体内環境を整える健康法を、塩の選び方から良い塩分を体に取り入れる調理の工夫まで具体的に紹介してくれている。
 著者は子供の頃から貧血や骨折しやすさ、冷え性、胃弱、胃下垂に悩まされてきたが、原因はすべて“塩不足”。玄米菜食を始め、塩分を意識的に取るようにしたら、体調がみるみるよくなり、驚くほど丈夫に元気になったという経験を持っている。


 著者が“塩不足”に陥ったのは、果物や甘いものの食べすぎで、血液中のナトリウムやカルシウムが慢性的に不足していたため。要は体内のミネラルバランスの乱れによるものだったため、甘いものを控えミネラルたっぷりの自然塩を取るようにしたら、さまざまな症状が解消された元気を回復したとのことだった。
本書は行きすぎた現代の減塩ブームに警鐘を鳴らすとともに、全細胞に古代海水のミネラルバランスを取り戻して体内環境を整える健康法を紹介しています。自然食育推進運動を展開している著者が、塩の選び方から良い塩分を体に取り入れる調理の工夫までを伝授してくれています。