監督/小林俊一 出演/渥美清・倍賞千恵子、前田吟、三崎千恵子・森川信・太宰久雄・笠智衆・佐藤蛾次郎 マドンナ/栗原小巻
製作年:1970年/ロケ地:葛飾柴又
柴又に帰って来た寅さんを待ち受けていたのは、見合い話だった。相手は川千屋の仲居・駒子(春川ますみ)。彼女は寅さんの昔なじみで、亭主持ちということで、大騒動に。それから暫くして、竜造とつね夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと旅館で寅さんが番頭をしていた。旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に一目惚れして、居着いてしまったという… 『なつかしい風来坊』(66年)など山田洋次作品の脚本を手がけた森崎東監督による第三作。旅先の寅さんの姿が、活き活きと描かれている。宴会で余興を頼まれた寅さんが、又旅姿で「旅笠道中」に併せて、マドンナの名前「お志津!」と叫ぶ。寅さんの純情がストレートに伝わってくる。香山美子扮する芸者と、その父で元テキヤの花沢徳衛をめぐるエピソードは、森崎作品ならではの味。。
【映像特典】 予告編 /スペシャル特典映像「寅さんが好き」 /☆バリアフリー再生仕様日本語・英語字幕、音声ガイド(本編・メニュー画面) /☆トールケース仕様