期待通り
★★★★☆
スクリーモバンドの3rd。ファン待望のアルバムは期待通りに作られたと思う。変態的なギャワギャワスクリームは健在だしwクリーンVoは相変わらず耳に残る声でメロディックなメロディを歌っている。サウンドも若干スカスカ感があった前2作よりかなり整合化され音の厚みがましている。ただ前作でみせた強烈な泣きの叙情メロが減っているのが個人的には残念だったがそれは個人差の問題で、前2作が気に入った人ならば間違いなく最高の1枚である。これで突出した名曲が数曲あれば完璧な名盤だろう。
クオリティーの高い作品
★★★★★
alesana、やってくれましたねー。
三枚目にして初めてalesanaワールドを完成させたような印象です
前作、前々作にしてもギリシャ神話やグリム童話からインスピレーションを受けて制作された事から考えればコンセプトアルバム的アプローチは十分に感じられたわけですが、今回の「The Emptiness」はそれを究極まで推し進めた作品と言えると思います。
フロントマンのShawnが書いた短編小説を元に作られた本作はまさにアルバム全体で一つの物語を紡いでいる。もちろん一曲ごとのクオリティーも高いですが。
短編小説の対訳が付いてきますので、日本盤を買う事をオススメします。
日本盤のブックレット
★★★★★
フロントマンのShawn Milkeが書き上げた
短編小説をベースに作り上げた
スクリーモ・オペラとでも言うべきコンセプトアルバム。
日本盤には歌詞の英詞、日本語訳に加えて、
ベースとなっている短編小説のオリジナル(英語)と、
日本語訳のブックレットが入っていた。
アルバム全体を理解するうえでも、この短編小説は是非読んで
置いた方が良いと思います。
デビル・ウェアーズ・プラダやドロップデッド・ゴージャスを
手掛けたプロデューサ−を起用した影響か、前作よりも
サウンドがズッシリとした。
過去最高作と断言
★★★★★
前々作から聴き続けていますが、間違いなく最高作だと断言出来るほどの捨て曲無しの名盤です。
前作もグリム童話をモチーフにした作品ですが、今回はalesana独自の物語の作品になります。
1曲-11曲までの流れが秀逸で、このアルバムで一つの物語が始まり、完結しています。まるで本当に本を読んでいる感覚。
けれど一曲一曲のクオリティも高く、勿論一曲だけでも十分に聴いていられる仕上がりになっています。
Vo.ショーンのクリーンボイスも以前より深みが増したように思えます。聴いていて清清しい気分になるほど綺麗なクリーンボイスです。
そのクリーンにデニスの鳥獣系のスクリームが巧みに絡み合って、いつものalesana色を醸し出していて、つくづく良いバンドだと思わせます。
私見ですが、前作までは灰汁が強くて聴く人を選ぶバンドであり、アルバムであったと思います。
しかし、今作ではその灰汁の強さも残したまま、聴く人を選ばないアルバムになったのではないかと思います。
今までalesanaの独特さ、灰汁の強さが苦手だと感じていた人にも、是非聴いていただきたい一作です。
一つの物語が幕をあけた…
★★★★★
待望の新作!本国差し置いて日本先行販売なのは知ってました?
今作は作品全体でひとつの物語というのがテーマになっているらしいです。
実際聴いてみてその言葉の意味が理解できました。
1曲から11曲めまで聴いてはじめてひとつ物語が完成する。
そんな素晴らしい作品になってます。
アルバムと言うよりは"The Emptiness"という一本の映画のよう。
心にぐっとくるようなハイトーンのボカールに、
攻撃的に絡み合うスクリーム!
作品を重ねるごとに色々な要素を取り入れ進化を続ける彼ら!
スクリームミュージック知らない人や、初心者の方にも是非とも聴いて頂きたい!
捨て曲なしの最高の作品です!
来月は早くもScream Out Festで来日!