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クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF)

価格: ¥571
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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ニューロマンサーの準備書 ★★★★★
ニューロマンサーの前に読むことを進めます。、ギブソンの思考回路とコトバ使いに慣れるのに役立ちます。いきなり、ニューロロマンサーを読むと思考がついていけません。 ストーリーはつながりにくいです。それは、コトバがわからないからでした。読解できませんでした。
この短いセンテンスで区切られた短編でギブソン思考に慣れることをおすすめします。
ギブスン入門書 ★★★★★
ギブスンの入門書として、本作をお薦めする。

ギブスンはカットバックを多用する作風であるため、恐らく、途中何度も読み返す必要が出てくる。
だが、同時並行で展開するストーリーのリズム感と、読了時に全てのストーリーが繋がってひらける全体像
は、快感であり、多くのギブスンファンを魅了していると思う。
ギブスンの代表作「ニューロマンサー」のような長編では、正直、この苦労が大きかった。
その点、短編集である本作は、比較的読みやすかった。
特に表題作「クローム襲撃」は、「ニューロマンサー」の雛形であり、先に読むと良いと思う。
表題作以外にも、映画「JM」の原作「記憶屋ジョニイ」も良いが、
「ニュー・ローズ・ホテル」や、「冬のマーケット」など他の代表作の雛形といえる作品がまた素晴らしい。

ギブスンに興味のある人は、中古で入手してでも、読んでみて欲しい。
出版の早川書房には、是非、復刻を望みたい。
襲撃的売買。 ★★★★☆
2001年の時点で、既に実体験してしまっていた。
「クローム襲撃」的な売買を。

ネット・トレーディングや電子決済がまだ、必ずしも、
一般的では無かった7年程以前、
21世紀最初の年の時点で『クローム襲撃』で描かれた
「80年代当時の」未来世界と言うのは、サイボーグ化していない
生身の人間である私にとっては、「日常的な仕事」の見慣れた風景だった。
当然ながら、アメリカでのデイ・トレードの状況はもっと
アドヴァンスト。そういう意味では、90年代のITの
爆発的な進歩により、ギブスンを始めとする作家達に拠って描かれた
「サイバー・パンク」未来世界を、現実が猛スピードで
追い越してしまった事は、既に2007年末の現在、誰の目にも
明らかである。

『ガーンズバック連続体』の如く、1930年代の夢想が
現実の1980年代とは、かけ離れていたのと同様。
「昨日見た『明日の夢』」は「現実の今日」では無い。

それでいて、『ラルフ』で描かれていた「未来世界のガジェット」の
大半が実用化されては居るものの、人間の方が「何かが、違う。
思い描いていた姿とは、何かが。こんな風になるとは・・・。」
と、戸惑いつつ、「現在」を生きている。
恐らく「数千年前」も、そうだったろうし、「数千年後」も
人間の気持ちは変わらないだろう。

理由は「予想」してしまうから。そして、更に「期待」してしまうから。
expect と言う「人の性」。
やっぱりギブスンはよく分らん ★★★☆☆
短編集なんですが、訳者がちがうからかもしれませんが、1篇1篇文体まで異なっていて、つかみ所が無いように思えます。「ふさわしい連中」は、小生の好きなスタージョンの「人間以上」的タッチの作品で、傑作と思いますが。。。。
好きな短編が見つかります ★★★★★
 クローム襲撃は短編集です。サイバーパンクの開祖ギブスンの手になる初期の作品群。ここでは最近の彼の作品に見られない特徴があります。個人的に気に入ってるのは、ふさわしい連中、映画にもなった記憶屋ジョニィは原作の方が面白いし、共作のドッグファイトは最高。よく言われることですがギブスンはこれらを書いた当時コンピュータについて理解していなかったと。でもこれを最初に読んだ時どれだけ楽しい時間を過ごせたかを考えるとそんな批判はどうでもいいって感じです。SFファン必読。