原作版 左ききのエレン(8): 物語の終わり
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天才になれなかった全ての人へ――。
朝倉光一は、大手広告代理店に勤めるデザイナー。いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だった……。舞台は2009年。デザインの腕なら右に出るものはいない上司・柳のもとで働いていた光一は、そのサディスティックな性格に疲弊していた。神谷が独立し、沢村の定年も迫るなか、光一は拠り所を失っていき……。
2015年、メディアプラットフォームnoteで公開されてすぐに話題を呼び、ウェブメディアcakes連載時も不動の人気を誇る「左ききのエレン」、待望の電子コミック化!「SNSポリス」「おしゃ家ソムリエおしゃ子! 」で一躍話題になった「かっぴー」が手がける、初の長編ストーリーマンガ。描き下ろし「左ききのエレン 2018」を収録。
『左ききのエレン』8巻 物語の終わり編
・第45話「この仕事をなめるな」
・第46話「大義か恩義か選ぶんだ」
・第47話「我々の本懐は何だ」
・第48話「刹那に捧げる人生を」
・第49話「楽しくなってきた」
・第50話「ささやかな夢が邪魔をして」
・第51話「これで終わりにしよう」
・左ききのエレン 2018「上海・レイちゃん家」
■著者について
漫画家。株式会社なつやすみ代表取締役社長。武蔵野美術大学でデザインを学び、2009年卒業後は東急エージェンシーのクリエイティブ職に。アートディレクター・コピーライター・CMプランナーなど天職が見つからぬままアイデアを書き留めた絵コンテを量産する。2014年に面白法人カヤックへ転職。2015年9月、漫画を見た同僚に背中を押され、描いた漫画「フェイスブックポリス」をWEBサイトへ公開し、大きな反響を呼んでネットデビューを果たした。以降、「フェイスブックポリス」の続編「SNSポリス」をはじめ「おしゃ家ソムリエおしゃ子! 」「左ききのエレン」「おしゃれキングビート! 」「裸の王様VSアパレル店員」などWEBメディアでの多数の連載がはじまる。子どもの頃憧れた映画の脚本家やテレビ番組の構成作家など、自分が考えた物語を世に広める事を夢みて、2016年2月に株式会社なつやすみを設立した。社訓は「忙しく、遊ぶ。」。