[改訂新版]内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則 Software Design plus
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(概要)
長年,現場で培った設計・運用計画の鉄則!
本書はPostgreSQL 10をベースに解説しています。本書では「PostgreSQLを学習,もしくは利用したことがある人」「今後,本格的にPostgreSQLの運用管理や技術力の向上を図りたいと思っている人」を主な対象読者としています。PostgreSQLのコアな技術力を持つ専門家の視点から,システム構築や運用時に重要な要素を,PostgreSQLの内部構造と照らし合わせる形で解説します。内部構造を知っているからこそわかる運用ノウハウやチューニング方法が満載です。
(こんな方におすすめ)
・本格的にPostgreSQLの運用管理を始めたい人
・PostgreSQLの技術力向上を図りたい人
(目次)
Part 1 基本編
第1章 PostgreSQL“超”入門
1.1 呼び方
1.2 データベースとしての分類
1.3 歴史
1.4 ライセンス
1.5 コミュニティ
第2章 アーキテクチャの基本
2.1 プロセス構成
2.2 メモリ管理
2.3 ファイル
第3章 各種設定ファイルと基本設定
3.1 設定ファイルの種類
3.2 postgresql.confファイル
3.3 pg_hba.confファイル
3.4 pg_ident.confファイル
第4章 処理/制御の基本
4.1 サーバプロセスの役割
4.2 クライアントとサーバの接続/通信
4.3 問い合わせの実行
4.4 トランザクション
4.5 ロック
4.6 同時実行制御
Part 2 設計/計画編
第5章 テーブル設計
5.1 データ型
5.2 制約
5.3 PostgreSQL固有のテーブル設計
5.4 ビューの活用
第6章 物理設計
6.1 各種ファイルのレイアウトとアクセス
6.2 WALファイルとアーカイブファイル
6.3 HOTとFILLFACTOR
6.4 データ配置のポイント
6.5 テーブル空間とテーブルパーティショニング
6.6 性能を踏まえたインデックス定義
6.7 文字エンコーディングとロケール
第7章 バックアップ計画
7.1 最初に行うこと
7.2 PostgreSQLのバックアップ方式
7.3 主なリカバリ要件/バックアップ要件
7.4 各バックアップ方式の注意点
第8章 監視計画
8.1 監視とは
8.2 監視項目の選定
8.3 PostgreSQLログの設定
8.4 異常時の判断基準
第9章 サーバ設定
9.1 CPUの設定
9.2 メモリの設定
9.3 ディスクの設定
Part 3 運用編
第10章 高可用化と負荷分散
10.1 サーバの役割と呼び名
10.2 ストリーミングレプリケーション
10.3 PostgreSQLで構成できる3つのスタンバイ
10.4 ホットスタンバイ
10.5 ストリーミングレプリケーションの運用
10.6 論理レプリケーション
第11章 オンライン物理バックアップ
11.1 オンライン物理バックアップの仕組み
11.2 PITRの仕組み
11.3 バックアップ/リカバリの運用手順
第12章 死活監視と正常動作の監視
12.1 死活監視
12.2 正常動作の監視
第13章 テーブルメンテナンス
13.1 テーブルメンテナンスが必要な状況
13.2 バキュームの内部処理
13.3 自動バキュームによるメンテナンス
13.4 VACUUM FULLによるメンテナンス
第14章 インデックスメンテナンス
14.1 インデックスメンテナンスが必要な状況
14.2 【予防策】インデックスファイルの肥大化
14.3 【改善策】インデックスファイルの断片化
14.4 【改善策】クラスタ性の欠落
14.5 インデックスオンリースキャンの利用
Part 4 チューニング編
第15章 実行計画の取得/解析
15.1 最適な実行計画が選ばれない
15.2 実行計画の取得方法
15.3 実行計画の構造
15.4 実行計画の見方
15.5 処理コスト見積もりの例
第16章 パフォーマンスチューニング
16.1 事象分析
16.2 事象分析の流れ
16.3 スケールアップ
16.4 パラメータチューニング
16.5 クエリチューニング
Appendix PostgreSQLのバージョンアップ
A.1 PostgreSQLのバージョンアップポリシー
A.2 バージョンアップの種類
A.3 マイナーバージョンアップの手順
A.4 ローリングアップデート
A.5 メジャーバージョンアップの手順