いつも新しい音楽求め利用している某動画で
The Raconteursの“Stady as, she go”を歌っているのを聴いて
その声の魅力にどっぷり魅了されました。

可愛いハスキーボイスな、でも芯がある声というか。
こういう声好きですね。
休日の朝にフレンチトーストとモーニングコーヒーを飲んで
まったりしたい気分になります。
私はコーヒー飲めませんが。笑
そんな気分になります。
素敵な音楽です。

と LIKE A STAR の第一声を聴いて思った方も多いんじゃないでしょうか。ちょっと舌っ足らずな発声はリンダルイスのような…それでいて声で彼女と判る辺りは、SADE並の個性の持ち主と言えるのでないでしょうか。

そしてなにより曲がシンプルながら良いですね。最近のR&Bはメロディが希薄なくせにテンションコードやらポリリズムでジャジィに武装して、さも質が高い様にリスナーを騙してますが、本当によい曲はギターやピアノだけで伝わります。とくに前述した LIKE A STAR はそうなりえる曲だと思います。

本作が世界で好セールスを記録した事は、ラップ寄りのR&B界にあっても、まず曲ありきである、メロディやハーモニーがいかに重要か、と言う事が証明された好例だと言えるでしょう。

ハスキーだけど、かわいらしい歌声が芯に響く。
素敵すぎます。

グラミー・ノミニーズの'０７と'０８で妙に印象に残った歌声の主がコリーヌでした。
彼女の歌声には、ポップさとソウルフルさ、力強さと果かなさ、洗練と素朴さ等々、対立する要素が複雑に混ざり合っています。まるで上質のブルゴーニュワインのような味わいを感じさせます。
このアルバムを聴くと、ハービー・ハンコックやマーカス・ミラー等、ジャズ・フュージョンの巨匠が自らのアルバムに起用したくなった理由が判る気がします。

オーガニックでソウルフル！　
CDの帯？に書かれていたキャッチコピーです。
ソウルフルには多少「？」ですが、
オーガニックな感じはします。
自然、というか天然というか、飾り気がない、というか。
なので、聞いていて疲れません。
夜聞いたり、きれいな夕焼けを眺めながらのBGMとか、
秋の夜長とか、そんな時にちょうどぴったりな音楽では
ないでしょうか？

私的な感想ですが、ドライブには向かないような気がします。
室内用の音楽かな？　個人的には。