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アドヴェンチャー

価格: ¥2,000
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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・・・2ndの方が好きです ★★★★★
バックのキーボードや3本めのギターの層が効果がある。またザ・ドリーム・ドリームズなど前作よりも楽器の演奏音に淡々としているようで深みや感情の幅があるのだ。
 1stとちがうという人は一度、エイントダットナッシン/ケアフル/Foxhole/ザ・ドリーム・ドリームズ・ア・ドリーマー---キャリード・アウェイ/デイズ/グローリー/ファイアの順できいてはどうだろう。これだと1stの各曲の感じの順に近い。
グローリー これは独特の、ジェフ&マリア・マルダーのDeath Letter Bluesにもあるような、ブルーズっぽい憂愁のある曲。
デイズ 印象的なギター、夢のような歌詞、鋭いソロ。
Foxhole 超かっちょいいリフで1stに近い曲。この歌詞のせいで、元軍人からしつこい脅迫を受けたためバンドは解散したのではないか。
ケアフル 光り輝くような中間部ソロでハイになる曲。
キャリード・アウェイ 連れて行かれる曲。やはり少し転調する所が効いている。
ファイア 畳み掛けるように展開するドラマ。この声質は本当にオリジナルである。演歌という説も。
エイントダットナッシン 乾いた労働。ハードな曲。
ザ・ドリーム・ドリームズ・ア・ドリーマー シュールかつ後半のギターの展開は1stっぽくハイである。
聴き終えるとグッタリする。セクースの後のように・・・
名盤です。
「満月の夜、モビー・グレイプのように(解散しよう)」と言い残して ★★★★☆
1978年にエレクトラから発表された、テレヴィジョンの2作目にして最後(再結成後は除く)のアルバムで、このCDは2003年に出されたリマスター&紙ジャケット仕様盤の通常盤となる。

前作の“Marquee Moon”の奇跡のような出来と比較するのは酷なのだが、曲の出来や演奏に込められた勢いや濃密さといった点で、やはり前作にはかなわない。前作を支配していた身を切るような緊張感と切迫感は薄れてしまい、弛緩した感じは否めない。それがバンドの結束が緩んだ結果からなのか、それとも新しい領域へのアプローチと言えるものなのか、そこをどのように捉えるかが本作を評価する上でのポイントと言えるだろう。

しかし、本作で聴かれるバンドのアンサンブルやポップなエッセンスに関して言えば、その後に与えた影響は大きいものがあり、本国ではフィーリーズという、その後のアメリカン・ギター・ロック/ポップにとって重要となるバンドの音楽性に非常に大きな影響を及ぼし、そのポップ性はドリーム・シンディケートなどに受け継がれ、R.E.M.の登場でその結実を見ることとなる。大西洋を越えてブリテンでは、ロイド・コール&コモーションズ(本作の“Glory”をカヴァーしている)やザ・ロフト/ウェザー・プロフェッツなどの優秀なフォロワーたちの音楽性に影響を与えることとなる。これらの面々が本作からどのような要素を学び、取り入れていったのかを考察してみることは、現在までつながるギター・ロック/ポップの軌跡を評価するためにも重要なことだろう。
セカンドが好きな少数派です。 ★★★★★
ロッキング・オン誌で「あの才能はどこへ?名作の後の駄作20選」に本作が選ばれているのを見てショックを受けました。そんなにひどくはないだろう!

そりゃ、ファーストが傑作であることはきっぱり認めます。でも、個人的にはセカンドの本作を愛しています。この叙情的というかなんともいえない世界がたまりません。

テレビジョンは2作品しかないので、ぜひこのセカンドも聴いて下さい(ファーストより好きになってとまでは申しません)。
前作に劣らぬ逸品 ★★★★★
リマスター、ボーナストラック付きの嬉しい再発。緊張感に溢れた前作と比べ、淡々としたよりクールな空気が色濃く漂っている。その為、時に駄作扱いされてしまうこともあるらしいけど、とんでもない!このバンド独特のクール且つ硬質な叙情感溢れる楽曲が多く収録されていて、これも間違いなく傑作といってよい仕上がりだと思う。③⑦は前作に収録されていてもおかしくないぐらいの、張り詰めるようなテンションが漂う名曲。それ以外では美しいギター・アンサンブルが聴ける②⑥⑧辺りがポイント。特に泣きのアルペジオ・ギターが冴え渡る名曲②は本当にグッとくる。テレヴィジョンの全楽曲中最もポップな④もリラックスした彼らが浮かんでくるような好トラック。タイトル曲にも関わらず、何故か今まで収録されたことが無かった⑨はちょっと異色なブルージーな演奏が堪能できます。オススメ。
ライノらしいダイナミックな音 ★★★★★
~ 1stと同様、新たに紙ジャケ(というよりゲータフォールド)で発売されたリリースでのリマスターCD。丁寧な作りのジャケットはそれ自体が6Pの見開きジャケットとなっており、16Pのカラー・ブックレットが付いている。12曲目はジャケットにはクレジットされていない隠しトラック。~~ 個人的には1st以上に好きな彼らのセカンド・アルバムです。ファーストのような緊張感あふれるタイトなナンバーと美しい旋律のうっとりとしてしまうような恍惚的なバラードが交互に収められています。~~ 発売当時には、肩すかしを食らったといったような批判的なレビューも多く、トム自信もかなり落ち込んでしまったらしい。しかし、ここに収められてる曲の多くが独特のテンションと美しいメロディ、更に遠回しに語りかけるようなトム・ヴァーレインの叙情的な詩で構成されていて、当時の音楽シーンからは隔離した孤高な存在であった。 "Glory" から2曲目~~ "DAYS" や 彼らの代表曲のひとつだった "Foxhole" に至る流れは完璧すぎるほど。このアルバムのクライマックスにあたるであろう6曲目の "THE FIRE" など、惚れ惚れとしてしまうような旋律を聴かせてくれます。 " Ain't that Nothin'" は身体が動き出すようなロックンロールナンバーで、これが最後の曲でも良かったのだろうが、最後に一癖もふた癖もある "The Dream's~~ Dream" を最後に持ってくるあたりは彼ららしいというかトムらしいところでもあります。 また "Ain't that Nothin'" は、珍しくアルバムと違うバージョンのシングルリミックスも収録されており、これも貴重。~