本作はロブ・ロックが歌っていたIMPELLITTERIのファン、RAINBOWやALCATRAZZといったグラハムのキャリアに
夢中になっていたファン、そしてもちろん「STAND IN LINE」にのめりこんだファンをいずれも満足させるだろう。
リッチー・ブラックモアやイングヴェイを持ち上げてインペリテリを小ばかにすることでスノッブを気取る
ファンには不満かもしれないけどね。
幼児虐待をテーマにした"Slow kill"におけるグラハムの絶唱などは、やはりすごいシンガーだよなあと再認識させてくれる。
時折「DOWN TO EARTH」にはいってるんじゃないかと思わせるような曲が出てきて脱力することもあるが、
それもIMPELLITTERIの味だから・・・。