中級の壁を突破するために
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韓国語中級の壁突破!
韓国語のテキストにも「中級」という名称が増えてきた今日、自分の本当の実力はどうなんだろうかと思っておられる方も多いと思います。
また、'06年度からハングル検定の内容が見直され「中級」の概念はさらに複雑になってきましたが、私は、自分自身が中級程度だと思えば「中級」、初級程度だと思えば「初級」という認識でいいのではないかと思います。
初級の方でも中級の方でもさらにレベルアップしたいと思って学習を継続しているのですから、個々のスキルアップにつながるようなテキストを選択して学習すれば結果はついてくると思います。
そこでこのテキストの紹介です。まず最初に使用対象を「初級段階においてこの程度の内容を理解されている方」としている点が画期的です。この部分で自分の能力チェックができます。
「韓国語の文法は日本語と同じだ」といって直訳ばかりしていたのでは中級の壁は越えられません。そこで各章の最初に間違いやすい表現の解説があり、基本作文、発展作文と続き、課題作文で仕上げという形になっています。
今まで何気なく使っていた表現が、実は間違いであったことに気がつく場面もあると思います。ある意味刺激的なテキストだと思います。