しかし、肝心の内容は・・・
正直、前作とあまり変わらないという印象です。
(法人営業では使えることが少ないという意味)
バックボーンが教材やリフォームということで、個人ユースの商材だから仕方がないのですが。
法人営業の場合、個人の思想よりも会社員としての立場を守る提案でないと、新規参入はできません。
つまり、購入後に問題があったとしても、「そういう理由で購入したのなら、仕方がない」と、誰もが納得する理由が必要です。
担当者の会社員としての立場を守るということが重要なのです。
また、「YES3連発BUT」トークには大変共感するのですが、実際にそんなテクニックが必要なのか?とも思います。
商品説明をした後に
「いかがですか?」と聞けばいいだけで、
相手の反応が良くなければ、
「すみません。本日は、いい提案でなかったようですね。ちなみにどういった点がだめで、次回どのような提案をご希望なさいますか?」
と聞けば、たいていの人は答えてくれます。
人によっては、「買えない理由」を丁寧に話してくれます。
ということで、腹を割って話をすれば、自ずと対応策が浮かんできます。
そう考えれば、営業にテクニックが必要なのかと疑問に思えてきます。
まとめますと、営業に必要なのは、見た目の印象と事前の情報収集です。勝負は始まる前に決まっているのです。(私の考えですが)
まぁ、法人営業しかやっていないので、偉そうなことは言えませんが。
個人ユースの商材の場合は、気づきも多いかもしれませんね。
全体的には、いい本だと思っています。(念のため)