ヒーローはセクハラ上司?
★★★★☆
ウエイドは、セクハラ&パワハラ&ストーカーに問われそうなくらい押しが強いヒーロー。
あらゆる策を弄して部下エリッサに迫ります。
原書が25年も前なので、現代的に変えたと思われる部分もありましたが、
日本でも83年に「熱い長い夜の誘惑」という邦題で出版されており、
翻訳者が違うとこうも違うかと、読み比べてみて大変おもしろかったです。
誤訳もありましたが、ほとんどは意訳の違いなのでしょう。
日本語が変と思う部分はあるものの、今回の加納さんの訳はノーカット版で
丁寧に書かれているので、前に読んだことのある人も再読をお薦めします!