自業自得ですが・・・
★★☆☆☆
このアルバムを買ったあとに、「コレクターズ・エディション」なるものを発見してしまい、一気にブルーになりました。
値段は、ほとんどいっしょですが、2枚組でメイキング映像がついていたりします。
アルバム自体の内容は最高ですが、「コレクターズ・エディション」を出したのなら、それはそれでこちらの値段を下げるのが道理ではないでしょうかね。。
これから買う人はご注意を。
フィメール・ゴシックメタルのひとつの結論
★★★★★
2003年にTHEATRE OF TRAGEDYを事実上解雇されたリヴ・クリスティン嬢が夫でもあるアレクサンダー・クルル (ATROCITY) と組んだ「Leaves' Eyes」によるセカンドアルバムです。2005年の作品。
Leaves' Eyes名義としての初アルバム「LOVELORN」でも注目を集めた彼らですが、前作に比べて数段もスケールアップされた感じです。重厚かつ荘厳なシンフォ系メタルサウンドに、透明感あふれるリヴ・クリスティン嬢のソプラノヴォイスを乗せ、それに男性デスヴォイスが絡んでくるという構造は前作と変わりありません。しかし、楽曲面では前作がファンタジックな面を打ち出していたのに対して、大変起伏に富み起承転結が明快な曲が目立っています。その意味でも、リヴ・クリスティン嬢の存在感がより明確に前面に押し出されています。
歌詞のコンセプトは10世紀、ノルウェーのヴァイキングの間に伝えられた古事をモチーフにしているとのこと。われわれ日本人には深い部分までは分かりませんが、遠く航海に出た夫を待ちわびる妻による切ない思いということを念頭に置いて聴くと、「なるほどなぁ」と納得できます。やや値段は張りますが、ボーナストラック2曲が追加の国内盤のほうをお勧めします。
フィメール・ゴシックメタルのひとつの結論
★★★★★
2003年にTHEATRE OF TRAGEDYを事実上解雇されたリヴ・クリスティン嬢が夫でもあるアレクサンダー・クルル (ATROCITY) と組んだ「Leaves' Eyes」によるセカンドアルバムです。2005年の作品。
Leaves' Eyes名義としての初アルバム「LOVELORN」でも注目を集めた彼らですが、前作に比べて数段もスケールアップされた感じです。重厚かつ荘厳なシンフォ系メタルサウンドに、透明感あふれるリヴ・クリスティン嬢のソプラノヴォイスを乗せ、それに男性デスヴォイスが絡んでくるという構造は前作と変わりありません。しかし、楽曲面では前作がファンタジックな面を打ち出していたのに対して、大変起伏に富み起承転結が明快な曲が目立っています。その意味でも、リヴ・クリスティン嬢の存在感がより明確に前面に押し出されています。
歌詞のコンセプトは10世紀、ノルウェーのヴァイキングの間に伝えられた古事をモチーフにしているとのこと。われわれ日本人には深い部分までは分かりませんが、遠く航海に出た夫を待ちわびる妻による切ない思いということを念頭に置いて聴くと、「なるほどなぁ」と納得できます。やや値段は張りますが、ボーナストラック2曲が追加の国内盤のほうをお勧めします。
フィメール・ゴシックメタルのひとつの結論
★★★★★
2003年にTHEATRE OF TRAGEDYを事実上解雇されたリヴ・クリスティン嬢が夫でもあるアレクサンダー・クルル (ATROCITY) と組んだ「Leaves' Eyes」によるセカンドアルバムです。2005年の作品。
Leaves' Eyes名義としての初アルバム「LOVELORN」でも注目を集めた彼らですが、前作に比べて数段もスケールアップされた感じです。重厚かつ荘厳なシンフォ系メタルサウンドに、透明感あふれるリヴ・クリスティン嬢のソプラノヴォイスを乗せ、それに男性デスヴォイスが絡んでくるという構造は前作と変わりありません。しかし、楽曲面では前作がファンタジックな面を打ち出していたのに対して、大変起伏に富み起承転結が明快な曲が目立っています。その意味でも、リヴ・クリスティン嬢の存在感がより明確に前面に押し出されています。
歌詞のコンセプトは10世紀、ノルウェーのヴァイキングの間に伝えられた古事をモチーフにしているとのこと。われわれ日本人には深い部分までは分かりませんが、遠く航海に出た夫を待ちわびる妻による切ない思いということを念頭に置いて聴くと、「なるほどなぁ」と納得できます。やや値段は張りますが、ボーナストラック2曲が追加の国内盤のほうをお勧めします。
魅力満載の癒しの大傑作
★★★★★
前作を凌駕するほどの圧倒的な完成度の高さ、クオリティの高さは素晴らしいの一言。全曲がしっかりと作り込まれています。シングル曲「Elegy」はサビの艶っぽい高音にぐっと惹き付けられ、同じ流れを持つ「Twilight Sun」も荘厳さに溢れていてお気に入りです。ヘヴィなリフとメタリックな演奏にストリングスやピアノが絡むという正統派シンフォニック/ゴシック・メタルをやっていて、そこに洗練されたキャッチーさとLiv嬢の浮遊感溢れる甘いウィスパーボイスがのっかることで、遂にここまで極めたのかと脱帽。本当に素晴らしい……。「Solemn Sea」や「The Thorn」ではデス声とのかけ合いが力強く激しく、「Ankomst」はその神秘的な美声に心を奪われる。夫Alexanderのデス声もたまに絡んできてメリハリがあって好きです。Liv嬢とATROCITYによる豊富なキャリアあってこその貫禄溢れる大傑作。