製本の仕方について
★★☆☆☆
内容は文句なしの星5つ。
何故星を2つしかつけなかったかというと、製本の仕方が一巻とは大きく違い雑なので、すぐに中割れを起こしてしまったからです。
不況のご時世で仕方ないとは言え、これが残念でした。
読む際には注意が必要で、あまり開かない方が良いです。3巻から5巻を購入したのですが、三冊全てに注意が必要です。
日本語訳版は5巻で終りなの!?
★★★★★
独特のカラー、そして筋肉質。自己主張の強いキャラクター達、主人公のヒーローぶりが凄い…それがアメコミに対して私が感じていた事です。
ですが!このアメコミは悩めるヒーロー。私達の夢を支配する夢の王ドリーム。彼は誇り高く敵を作りやすい…。自分と結婚してくれない人間の姫:ナダを地獄の牢獄行くにさせたり(正確にはナダが地獄行きを選んだんですけど。)
自己中心的で嫌な奴だが決して悪い奴では無く憎めない奴って感じです。
ただこの作品人気がどうも無かったのか1999年の5巻で日本語訳版はストップ。
「終わりなき物達」(ドリーム含め、7人いるのですがまだ4人しか出ていない現状で誤訳版ストップ…ってファンは納得しません!!インターブレイン様是非新刊発行を!
今からでも遅く無い。私のレビューに興味を持たれて購入し、ハマった様であれば6巻の出版依頼をかけましょう!!
私は03年にハマリ5年も待っている…!!
世界幻想文学賞受賞作
★★★★★
この5巻は、本ストーリーとは直接関係ない短編が集められている。中でも世界幻想文学大賞をコミックとして初めて受賞した「真夏の夜の夢」がすばらしい。僕はこれが「サンドマン」の最高傑作と思う。チャールズ・ヴェスの絵もかなり良くて、100年ほど前のイギリスの妖精画を思わせる。1巻の絵にがっかりした人もぜひ読んでほしい。
アメコミのほかの名作、たとえば『ウォッチメン』や『バットマン ダークナイト・リターンズ』が、有無を言わさぬ力技で読者を圧倒するのに比べ、「サンドマン」シリーズは面白さが微妙なので、読者を選ぶところがあるかもしれない。でも読み続けることで、その典雅な幻想世界から抜け出しがたく感じられるようになると思う。アメコミのファンより、ファンタジー小説のファンなら必読。