性蝕記
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現代の狂気にいどむ狂気の漫画!
人間と社会の病巣を、容赦なくペンがつらぬきえぐりだす。
肉の腐臭に顔をそむけつつ、なお君は読まずにはいられない。
炸裂するSEX、暴発するJAZZ。現代漫画の先端をゆく、宮谷一彦の絢爛たる挑戦!
だが、その前に横たわった巨大な亀裂は、ともすれば作家を自爆に導こうとする。
……砲声とどろき、ドラムが高鳴り、キャタピラーはきしみ、サックスの悲鳴!
これは、あらゆるタブーをぶちぬいた青年漫画家が、血と汗で綴る市街戦の記録だ。
(1971年に発行された『性蝕記』虫プロより)