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「渋滞」の先頭は何をしているのか? (宝島社新書 291)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 宝島社
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万物は渋滞する!? ★★★★☆

渋滞の原因は人間!?

例えば、
・都会の雑踏で歩きタバコをする人がいれば火が危ないだけでなく、
 周囲がそれを避けて概ね5人分
・傘を地面に平行に持ち、振って歩かれると2人分
の、スペースが失われているという…

また、細い道で真ん中を歩かないということも重要とあったが、
安全面を考慮すると、間近を自転車にすり抜けさせることになり、
かえって危険という状況もあるのでは?と感じた。
一概での判断も危険かと。

さらに、携帯電話を見ながら歩くことも最大で流れが半分になるらしい。
電車の乗り降りや乗り換えで蹴飛ばしたくなる(冗…)くらい、
トロトロ動いている人もいますからね…

書類も渋滞する!?
地位ばかりが高く、威張るだけで、
机上は汚く、仕事はノロく、判断が出来ず後回し、そして書類は山積み…
あの上司のことか?(笑)

このような管理職がたくさん存在すれば、
最下層にスムーズに書類が流れず、無駄な残業も多くなり、
ストレスも増大…あちゃ〜…
社員数が多く、昇進渋滞している会社ほど、たいへん…なんですよ(疲)

カーナビより、地図を見たり自己判断に頼るようにした方が、
絶対に自分自身のためになる。(学習能力向上!)
こちらの内容にはかなり共感した!

終盤の
『町から信号機をなくしたオランダ』のコラムは面白かったですよ。
渋滞学は、物理学や数学だけでなく経済学などにも応用分野は広い ★★★★☆
渋滞学のガイダンスといったところだと思います。数式などは出てこず、図表や簡単な文章で説明してある。渋滞学は、物理学や数学だけでなく経済学などにも応用分野は広いということを第3章で紹介してある。

渋滞とは、「渋滞とは、密度の増加と共に流量が減少する状態」のことである。渋滞は、出入り口や車線の減少などのボトルネックで起きるものだけでなく、車で流れている状態でも、一歩間違えれば自然に起きる現象(自然渋滞)なんだということだ。渋滞を起こすのもなくすのも人間なんだということだ。つまり、人間の心がけ次第では、渋滞がなくなることもあるということだ。自動車教習所でも渋滞させないテクニックについて教えた方がいいのかなと思う。

前後に並んだ車が徐々に動きだす速度の差=「膨張波」 ★★★★☆
おそらく本当に書きたかったことは、第1章と第2章に集約されている。

高速道路などで採った膨大な統計データから、渋滞が起こりはじめる状況、しきい値となる速度などを導き出している。前後に並んだ車が徐々に動きだす速度の差を「膨張波」として見立てて、その波の挙動に一定のルールがあるという発見。おもしろい。「メタ安定」「臨界密度」など、物理学の考え方がわかりやすく適用されている。こんなフィールドワーク+データ分析に一度はどっぷり浸かってみたい。

第3章以降は、書籍向けなのか、世の中いろんなところに「渋滞」があるよという哲学論。ボトルネック、パーコレーション、集団心理などがキーワード。人事組織やSCM、社会問題などにまで言及している。「問題はこう考えてもみられますが、その解決は私(または渋滞学)の役目ではありません」というスタンス。セミナーでさらっと聴くとおもしろいと思うけど、書籍として読むと「So what?」がいくつか。
この本を読んで自然渋滞を撲滅しよう! ★★★★★
GWやお盆の風物詩、長距離渋滞。
渋滞がどうして発生するのか、以外に知らない事実。
その原因と解消方法に関する知識が得られます。
非常に読みやすく、理解しやすい本です。
この本を読むと「渋滞学」について知りたくなるでしょう。
高速道路の運転手はぜひ読んでおきましょう ★★★★☆
 高速道路で渋滞を抜けたときに「今の渋滞はなんだったのだろうか?」と不思議に思う経験はきっと誰にでもあるだろう。自然渋滞。その原因は、緩やかな上り坂やトンネルによる減速の積み重ねであることは有名な話だが、筆者は自然渋滞の発生メカニズムを科学的に分析し、その結果から自然渋滞発生の抑制方法を提言する。
 1km当り25台(車間距離40m)以上の密度になると交通量は逆に減少するらしい。つまり、我先にと車間距離を詰めて走るよりも充分な車間距離を取って走ることによって渋滞はなくなり、結局のところ、みんなが快適に走ることができるようになるというのだ。また、渋滞エリアまでの到着時刻を遅らせることは渋滞の拡大を抑制することになるという。
 これからのお盆休みに高速道路を使う予定のドライバーにはぜひ読んでもらいたい。